F1 2025シーズンは、いよいよ夏休み明けの後半戦がスタート!
舞台はオランダ・ザントフォールト。
オレンジアーミー、母国声援を背にしたフェルスタッペン、そしてドライバーズランキング首位を争うマクラーレンドライバー同士の争い――今季を象徴する熱い展開が待っています。
この記事では、F1初心者でも押さえておきたい5つの注目ポイントと、来年から始まる2026年レギュレーション大改革をわかりやすく解説。
読めば今週末のレース観戦がもっと面白くなるはずです!
見どころ①:マクラーレン同士の直接対決!
後半戦最大の注目は、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(284点)とランド・ノリス(275点)。
わずか9点差でトップを争うチームメイト対決です。
同じマシンでどちらが勝つのか、そしてチームがどう采配を下すのか、毎戦がハラハラの展開になりそうです。
見どころ②:母国フェルスタッペン、巻き返せるか
現在ランキング3位のマックス・フェルスタッペン(187点)は、首位から97点差。
タイトル争いは厳しい状況ですが、母国オランダGPは特別。
大声援に後押しされて表彰台に返り咲けば、シーズン後半の流れが変わる可能性も?!
見どころ③:ザントフォールトは“予選ゲー”!?
舞台のサーキット・ザントフォールトは1周4.259km×72周(合計306.587km)。
ターン3や最終ターン14は約18〜19°の急バンクが特徴で、観るだけでも迫力満点です。
ただしコース幅が狭く追い抜きが難しいため、予選順位とピット戦略がレース結果を左右します。
土曜の予選から目が離せません。
見どころ④:フェラーリ&メルセデスの“2位争い”
コンストラクターズ選手権は、マクラーレンが559点で首位独走。
注目は2位争いで、フェラーリ260点 vs メルセデス236点。
その差わずか24点で、1戦ごとに入れ替わる可能性があります。
我らが角田裕毅のレッドブル(194点)もまだ射程圏内です。
見どころ⑤:ザントフォールトの「安定・変動」気候で読み解くレース戦略
オランダGPの週末は、曇り→部分的に晴れの天候が予想されており、気温もだいたい20°C前後とドライバーにとっては走りやすいコンディションとなりそうです(予報は曇りが多く、午後にかけて少し回復傾向)。
この「気温と路面の安定」はタイヤマネージメントを行いやすく、ソフト〜ハードのどの戦略を取るか判断のしやすい条件になります。
ただ、走行中に夕方から夜にかけてにわか雨の可能性もあるため、チームは突然の雨への対応策(インターミディエイトタイヤの準備など)を怠れません。
- タイヤ選択の安定感が重視される → 冷えに強いミディアム中心のセッティング?
- 雨が降ればインター戦略の可否が順位を左右 → レインタイヤへの切り替えタイミングがポイント。
- 気温が低め(19〜20°C)なので、タイヤのウォームアップ時間が長くなる可能性 → スタート直後のグリップに注意。
これにより、単に速いマシンやドライバーだけでなく、「戦略と柔軟な対応力」が勝敗を左右するレース展開が予想されます。
初心者の方には「天気とタイヤの関係」も観戦の楽しみどころとしておすすめです。
雨の中、角田裕毅選手の予選P3は生涯忘れません!雨に強いんですよー角田くん!

来季(2026年)以降の注目ドライバー契約状況
以下は、F1公式発表や信頼できるメディアによる情報を基にした、2026シーズンに向けた主なドライバー契約動向です。
角田裕毅(日本)
現在はRacing Bulls所属で、2025年末までの契約。
2026年に向けた契約は未確定ですが、HondaとのつながりからAston Martinへの移籍の可能性も??
Hondaは2026年からAston Martinとパートナーシップを組む予定です。
なんて言われていましたが、今や角田裕毅はマシン開発の面でもレッドブルになくてはならない存在かと思います。
どこでも良いので、来年以降もF1ドライバーでいて欲しいです🙏
Formula 1® – The Official F1® WebsiteM Sports
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2028年までの長期契約を結んでおり、レッドブルの中心1st Driverとして留まる見込み。
メルセデスへの移籍話は幻?だったようです。
Motor Sport Magazine
注目の他チーム:契約延長状況まとめ(2026以降も続投確定)
- マクラーレン:ノリスは2026まで、ピアストリは2028までのマルチイヤー契約。
Motor Sport Magazineウィキペディア - フェラーリ:ルクレール、ハミルトンともに2026以降も継続契約。
Motor Sport Magazine - アストンマーティン:アロンソ、ストロールともに2026以降継続。
Motor Sport Magazine - アルピーヌ:ガスリーとドゥーハン体制継続?
PlanetF1ウィキペディア - ハース:ベアマン、オコンともに2026までの契約。
PlanetF1 - ウイリアムズ:アルボンとサインツ、継続契約。
PlanetF1SB Nation - ビザキャッシュアップRB/Racing Bulls:未定。アジャ、ローソン継続?
Motor Sport Magazine - キャデラック(新規参入予定):2026年参戦予定のCadillacは、ペレスとボッタスのドライバー起用に近いとの報道?!
ニュース.com.au
あくまでも夏休み中、ザントフォールト直前時点での情報です。
こと、F1に関しては何が起こるか本当にわかりませんので、悪しからず。。。
2026年レギュレーション大改革【比較表】
来年(2026)からはマシンもパワーユニットも大きく変わります。
今年のレースを見るうえでも、各チームが「どこまで2026年を見据えているか」は要チェックです。
項目 | 2025年まで | 2026年から |
---|---|---|
車体サイズ | 全幅2000mm前後、重量798kg | 全幅1900mm、重量768kg(小型&軽量) |
空力 | 固定エアロ、DRSあり | アクティブエアロ(Xモード=コーナー/Zモード=直線)、DRS廃止 |
ダウンフォース | 現行比100% | 約70%(−30%)、ドラッグは約半減 |
タイヤ | 幅広タイヤ(18インチ) | 前−25mm、後−30mm縮小(18インチ継続) |
パワーユニット | V6ターボハイブリッド、MGU-Hあり | MGU-H廃止、MGU-K出力350kWに強化、ICE約400kW |
燃料 | 一部持続可能燃料 | 100%持続可能燃料 |
エネルギー回生 | 約4MJ | 最大8.5MJ/周、オーバーライド機能あり |
参入メーカー | フェラーリ、メルセデス、ルノー、ホンダ、RBPT等 | フェラーリ、メルセデス、ルノー、ホンダ、アウディ、レッドブル-フォード |
まとめ
- 今週末はオランダGP(8/29–31)で後半戦開幕!
- ピアストリvsノリスのチームメイト対決が最大の注目。
- フェルスタッペンは母国で意地を見せられるか。
- ザントフォールトは予選重視、戦略も勝負の鍵。
- 2026年からはマシン&PUが激変。今の戦い方にも“来年を見据えた布石”が隠れています。
初心者でも「この5つ」と「2026の変化」を押さえれば、後半戦観戦がぐっと楽しくなるはずです。
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