メルセデス・ベンツ 新型VLE 徹底解説【予測】日本発売時期・価格・リセールバリューは?|EV否定派の私が「これだけは許せる」と思った5つの理由

Mercedes-Benz VLE 【PASSION】情熱と加速(プレステージ&カルチャー)
Mercedes-Benz VLE
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PR 本記事は商品紹介を含むプロモーション記事です

EV否定派の筆者が、2026年3月発表のメルセデス・ベンツ新型「VLE」を本音で評価。
充電の不安、リセール暴落リスク、日本導入時期と予想価格まで、他の自動車メディアが書かない視点で徹底考察します。

Mercedes-Benz VLE 正面
この面構え、ただもんじゃないです(©Mercedes-Benz AG)
The all-new electric Mercedes-Benz VLE – Figures are preliminary and were determined internally in accordance with the “WLTPtest procedure”certificationmethod. At present, there has been neither an EC typeapprovalnor a certificate ofconformitywith official values. There may be discrepancies between thefigures providedand the official values.

正直に言う。私はEVが好きではない

急速充電器を探して高速のSAを右往左往した経験。真冬の東北で公称航続距離の6割しか走れなかった知人のEV。
納車2年でリセール価格が3割近く落ちたという話。。
ノートとテスラであまりいい思いをしてこなかった筆者、数字と体験が積み重なるほど、「EVはまだ早い」という確信が私の中で固まっていた。

だから2026年3月10日、メルセデス・ベンツがシュトゥットガルトで新型「VLE」を世界初公開したとき、最初は静観するつもりだった。

どうせ「アルファードの刺客」「ラグジュアリーEVの新星」と騒がれて終わる、いつものやつだと思っていた。

ところが、スペックシートを開いた瞬間に手が止まった。

全長5.3mの巨体なのに、最小回転半径はアルファードより小さい。
800Vシステムで、コーヒー1杯の時間に355kmを充電できる。天井から31.3インチの8Kスクリーンが静かに降りてくる後席——。
これは「EVだから我慢する」のではなく、「EVだからこそ実現できた」の世界だ。
EV嫌いの私に、初めてひびが入った瞬間だった。

この記事では、EV否定派の視点からVLEを冷静に評価する。
賞賛だけでなく、日本での発売時期・予想価格・リセールバリューの現実も含めて「日本で本当に買うべきか」を本音で考え抜く。

メルセデスベンツ新型VLE 充電中の画像
このEVはいかに・・・ (©Mercedes-Benz AG)
The all-new electric Mercedes-Benz VLE – Figures are preliminary and were determined internally in accordance with the “WLTPtest procedure”certificationmethod. At present, there has been neither an EC typeapprovalnor a certificate ofconformitywith official values. There may be discrepancies between thefigures providedand the official values.

メルセデスベンツVLE公式サイト :一度公式サイトを覗いてみてほしいMercedes本気です。

「グランドリムジン」という新カテゴリーが生まれた

VLEを理解するうえで最初に押さえておきたいのは、これが「Vクラス(またはEQV)の後継モデル」ではないという点だ。

従来のVクラス・EQVは商用バンのプラットフォームをベースに仕立て上げた「高級ミニバン」だった。
使い勝手は十分だが、走りの質感やボディ剛性においてSクラスとの差は明白で、「乗用車に寄せた商用車」という域を出なかった。

VLEは設計思想が根本から違う。

ベースとなるのはメルセデスが新開発したBEV専用プラットフォーム「VAN.EA(ヴァン・イーエー)」
商用バンの延長ではなく、乗用車のDNAを起点に空間を拡張した設計だ。
メルセデス・ベンツCEOのオラ・ケレニウスはこう語っている。

「これは単なるニューモデルではない。私たちは『グランドリムジン』という全く新しいセグメントを創り出したのだ。」
— Ola Källenius, CEO Mercedes-Benz Group AG

セダンの極上の乗り心地とMPVの圧倒的な空間。この二律背反をVAN.EAが解決した——それがVLEの本質だ。

【公式動画】ワールドプレミアで語られた「グランドリムジン」の真価

最後に、シュトゥットガルトで行われたワールドプレミアの熱狂を動画で共有します。スペック表だけでは見えてこない、メルセデス・ベンツがこの車に込めた「執念」が伝わってくるはずです。

投資家・オーナーが注目すべき「3つの決定的瞬間」

  • [03:05] CEOが放った「新セグメント」への宣戦布告
    オラ・ケレニウスCEOは、VLEを単なるニューモデルではなく「全く新しいセグメント(グランドリムジン)の創出である」と断言しました。これは、従来の「商用車ベースのVクラス」との完全なる決別を意味しています。
  • [04:24] 5つの領域での「新次元」
    「空間・快適性・知能・効率・デザイン」のすべてを新たなレベルに引き上げたとするプレゼンテーション。
    特にBEV専用プラットフォーム「VAN.EA」がもたらす設計の自由度が、どうラグジュアリーに直結しているかが語られています。
  • [12:06] ロジャー・フェデラーも驚いた「シアター体験」
    テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー氏がゲストとして登場。
    彼のようなセレブリティがファミリーユースとして「本気で欲しがる」ギミック(31.3インチの8Kスクリーンなど)の作動シーンは必見です。

筆者のあとがき:VLEは「資産」としてのEVになり得るか

CEOが語った「グランドリムジン」という言葉。
これは、私のようなEV否定派が懸念する「家電のような使い捨て感」を、メルセデスが「伝統的なラグジュアリー」の文脈で塗り替えようとしている証拠かもしれません。

もしVLEが、Sクラスと同等のステータス性を中古市場でも維持できるならば、それは日本の高級ミニバン市場にとって最大の脅威になるでしょう。

今後、日本国内での具体的な導入仕様や、さらなるリセール解析の結果が出次第、本サイト「Usagi Giken」で最速アップデートしていきます。

スライドドアを開けた瞬間に別世界が広がる。全長5,309mmの存在感。(©Mercedes-Benz AG)
スライドドアを開けた瞬間に別世界が広がる。全長5,309mmの存在感。(©Mercedes-Benz AG)
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EV嫌いが認めた、VLEの5つの技術

① Cd値0.25という「巨体の矛盾」

全長5,309mm、全高1,943mm。このサイズを目の前にすれば、誰もがその存在感に圧倒される。
しかしVLEの真に驚くべき数字は外寸ではない——空気抵抗係数(Cd値)0.25だ。

メルセデス・ベンツ VLE フロントグリル デザイン クローズアップ
Cd値0.25を生み出すフロントセクション。美学と科学が交差するデザイン。(©Mercedes-Benz AG)
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Cd値0.25は、流麗なフォルムのEQE SUVと同等の数値だ。このクラスのリムジンとしては世界最高水準の空力性能と言っていい。
そしてこの数字は単なるスペック競争の産物ではない。航続距離・静粛性・走行安定性という「乗り心地の三要素」すべてに直結している。115kWhの大容量バッテリーと組み合わさることで、WLTPモードで700km以上の航続距離を実現。
東京から岡山、あるいは大阪から博多まで充電なしで走り切れる計算だ。

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Cd値0.25のボディを、
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② 800Vが消した「充電の不安」——EV嫌いの最大の懸念

私がEVを敬遠してきた最大の理由のひとつが充電だ。
30分以上充電スタンドに縛られる時間的コスト、目的地に充電器があるかどうかという精神的コスト——
これがどうしても受け入れられなかった。VLEはこの問題を、800Vシステムで正面突破した。

メルセデス・ベンツ VLE コックピット ステアリング MBUXスーパースクリーン
1メートルに及ぶMBUXスーパースクリーンが広がるコックピット。(©Mercedes-Benz AG)
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項目 VLE 300(FWD) VLE 400 4MATIC(AWD)
最高出力 203 kW(276 ps) 305 kW(414 ps)
0-100km/h加速 9.5秒 6.5秒
航続距離(WLTP) 700km以上 約630〜640km
バッテリー容量 115kWh 115kWh
急速充電(15分) 最大355km回復 最大355km回復
10%→80%充電時間 約25分 約25分
最大充電出力 300kW 315kW
全長 5,309mm
最小回転半径 5.45m(後輪操舵)
乗車定員 最大8名
最大積載容量 4,078L

わずか15分で355km分を回復——これはカフェでコーヒーを一杯飲む時間とほぼ同じだ。
「充電を待つ」のではなく、「旅を彩る休憩の一部」として充電が組み込まれる。
EV嫌いの私が「これは確かに違う」と感じた最初のポイントがここだった。

③ 5.3mなのに、アルファードより小回りが利く逆転現象

日本でVLEを買うとしたら、最大の実用的懸念は「取り回しの難しさ」だろう。
全長5.3m超の巨体を都市部で操るとなれば、ホテルの車寄せも地下駐車場も想像するだけで頭が痛い。
ところがVLEは、この懸念を技術でひっくり返した。
後輪が最大7度まで切れる「リア・アクスルステアリング(後輪操舵)」により、最小回転半径はわずか5.45m。
全長で30cm以上大きいアルファード(約5.8〜5.9m)を上回る機動力だ。この「逆転現象」こそVLEの最大の驚きかもしれない。

メルセデスベンツ新型VLE 全長5,309mmを斜め後ろから。(©Mercedes-Benz AG)
全長5,309mmを斜め後ろから。(©Mercedes-Benz AG)
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④ 後席は「動く映画館」

VLEのドアを開けた瞬間に広がるのは、もはや移動手段のそれではない。天井から音もなく展開する31.3インチの8Kパノラマスクリーン。「シネマ体験モード」を起動すれば、サンブラインドが自動で閉まり、22個のスピーカーを備えたBurmester 3Dサラウンドが車内を包む。UV除菌機能付きセンターコンソール、保冷・保温機能、8MPカメラによるビデオ会議——移動しながらこれだけのことが完結する空間は、ビジネスクラスの機内を凌ぐかもしれない。

ダッシュボードを覆う「MBUXスーパースクリーン」を制御するのは、メルセデス独自の車載OS「MB.OS」。
AIが乗員の好みを学習し、OTAアップデートで機能が永続的に進化する——これが後述するリセールバリューの議論にも深く関わってくる。

メルセデス・ベンツ VLE 後席 31.3インチ 8Kシアタースクリーン 展開
天井から静かに展開する31.3インチ8Kパノラマスクリーン。移動がエンターテインメントになる瞬間。(©Mercedes-Benz AG)
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メルセデス・ベンツ VLE Sky View パノラマルーフ 天井 インテリア
Bピラーから後方へ続くSky Viewパノラマルーフ。シアターモードとは真逆の、無限の開放感。(©Mercedes-Benz AG)
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⑤ シートがバレエのように動く、驚異の可変性

VLEは最大8人乗りでありながら、積載容量も最大4,078Lを確保できる。
この両立を可能にするのが「Roll & Go」コンセプトだ。
手動シートの脚部に内蔵されたローラーにより、重いシートを「持ち上げる」のではなく「転がして」移動・取り外しできる。電動シートモデルでは「シートバレエ(Remote Variable Rear Space)」機能を搭載。
スマートフォンアプリかMB.OSの操作ひとつで、VIP向けの最大レッグルームモードから荷室最大化モードまで瞬時に切り替わる。

メルセデス・ベンツ VLE インテリア 後席視点 室内空間 シート配置
後席から見渡すグランドリムジンの空間。このゆとりを、アプリひとつで自在に組み替えられる。(©Mercedes-Benz AG)
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新型メルセデスVLE 後席グランドリムジンの空間
後席グランドリムジンの空間。このゆとりを、アプリひとつで自在に組み替えられる。(©Mercedes-Benz AG)
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日本で買えるのか? 発売時期・価格・リセールを本音で考察

日本発売時期の予測

2026年3月10日の世界初公開を受け、欧州では2026年後半からの販売開始が見込まれている。
スペインのビトリア工場で生産体制が整い次第、順次デリバリーが始まる見通しだ。

問題は日本市場だ。先代のEQVは欧州では販売されたが、日本では正規販売がなく並行輸入頼みという状況だった。
VLEについては現時点でメルセデス・ベンツ日本から公式アナウンスは出ていない。現時点での予測タイムラインは以下のとおりだ。

  • 2026年後半:欧州デリバリー開始(確定情報)
  • 2026年末〜2027年前半:日本での正式アナウンスが出るとすればこのタイミング
  • 2027年〜2028年:日本での正規販売開始(楽観シナリオ)
  • 並行輸入:欧州デリバリー後、早ければ2026年末から市場に流入する可能性あり

⚠️ メルセデス・ベンツ日本がVLEを正規ラインナップに加えるかは現時点で未確定。
EQVの前例を踏まえれば、「正規販売なし」の可能性もゼロではない。動向を注視したい。

新型メルセデスVLE フロントマスク
このフロントマスク、威圧感半端ないかも (©Mercedes-Benz AG)

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日本での予想価格

現行Vクラスの日本価格は977万円〜だった。
VLEはプラットフォームから刷新した上位モデルであることを踏まえると、エントリーグレードでも1,100万円前後から設定される可能性が高い。
VLE 300で1,100万〜1,200万円、VLE 400 4MATICは装備次第で1,400万〜1,600万円になる可能性が高い。
競合のレクサスLMが1,310万円〜であることを踏まえれば、横並びかやや高い価格帯になる。

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リセールバリューの現実

ここが最もシビアに語らなければならない部分だ。
EV全般のリセール事情は、正直なところ厳しい。テクノロジーの進化速度が速いEVはどうしても「旧型感」が出やすく、EQS SUVの一年落ち中古価格が大幅に落ちた事例は記憶に新しい。
※詳しくは「メルセデスEQのリセールバリュー」でGoogle検索してみるといい

ではVLEはどうか。私はやや楽観的に見ている。理由は3つある。

  1. 代替がない希少性:
    「グランドリムジン」というカテゴリーはVLEが独占する。競合が追いつくまでの数年間、希少性が価格を下支えする可能性が高い。
  2. OTAによるソフトウェアの永続的更新:
    MB.OSはOTAアップデートで機能進化が続く。従来のEVが陥りがちな「ソフトウェアの陳腐化による価値毀損」が起きにくい構造になっている。
  3. ICE(ガソリン)版の追加計画:
    VLEは将来的に内燃機関搭載モデルも同一ラインで生産される計画がある。逆に言えば、ガソリン版を待つという選択肢が最も理にかなっているかもしれない。

⚠️ EV否定派の正直な見立て:
リセールを気にするなら、ガソリン版(ICE)の日本導入を待つのが最も賢明な選択だ。
「ガソリン版VLEを待ちながら、VLE 300の中古が出たら検討する」——これが私の個人的な結論だ。

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VLEが超えるべき「1,370万円の壁」

EV否定派、あるいは投資家目線でこの車を見る際、最もシビアに評価すべきは「残価」です。
ここで、現在のVクラス内燃機関モデルの驚異的な中古相場を見てみましょう。

【リセールバリューの裏付けデータ】
現在のVクラス内燃機関モデルの市場価値を裏付けるデータとして、大手ディーラーの認定中古車相場を参照する。

  • 対象車両: V 220 d アバンギャルド エクストラロング ブラックスイート
  • 年式・走行: 2025年式 / 1,116km
  • 販売価格: 1,373.6万円(税込)

(参照元:ヤナセ 認定中古車検索サイト ※2026年3月12日時点)

現在、ヤナセの認定中古車市場では、2025年式の「V 220 d アバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」が、1,373.6万円という価格で流通しています。

新車価格が1,200万〜1,400万円台であることを考えると、走行1,000kmを超えてなお、ほぼ「値落ちしていない」という異常なまでの資産価値を維持しています。この背景には、以下の要因があります。

  1. ディーゼルモデルへの根強い信頼:
    長距離移動を前提とする層にとって、現時点ではディーゼルが「正解」であるという市場の判断。
  2. ブラックスイートの希少性:
    豪華装備を詰め込んだ最上位グレードは、中古市場でも指名買いが入る。
  3. 新車価格の上昇:
    度重なる価格改定により、高年式の中古車が新車価格を支える構造になっている。

VLEが抱える「EV特有の不確実性」

一方で、新型EV「VLE」はどうでしょうか。
これまでのEQシリーズ(EQSやEQE)は、中古市場に出た瞬間に価格が大きく調整される傾向にありました。
VLEがこの「1,370万円オーバー」というVクラス伝統の資産価値を継承できるかどうかは、今回発表された「VAN.EA」プラットフォームによる圧倒的な商品力と、メルセデスが本気で構築しようとしているEVブランドの再編にかかっています。

「1,300万円出してV220 dの中古を買うか、それとも未来のグランドリムジンVLEを予約するか」――。
エグゼクティブにとって、これは単なる車選びではなく、高度な資産運用に近い判断を迫られることになるでしょう。

VLE vs レクサスLM vs アルファード:主要競合モデル 徹底比較

メルセデス・ベンツ VLE 俯瞰 真上 サイズ比較 全長5309mm
全長5,309mmを真上から。この巨体が、アルファードより小回りを利かせる。(©Mercedes-Benz AG)
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評価項目 メルセデス VLE レクサス LM トヨタ アルファード
カテゴリー グランドリムジン(新設) プレミアムミニバン 高級ミニバン
全長 5,309mm 5,130mm 4,995mm
最小回転半径 5.45m 約5.9m 約5.8m
パワートレイン BEV(800V) HEV HEV / PHEV
航続距離(目安) 700km以上(WLTP) ガソリン併用 ガソリン併用
後席スクリーン 31.3インチ 8K 26インチ オプション
日本価格(目安) 1,100万円〜(予測) 約1,310万円〜 約670万円〜

よくある質問(FAQ)

VLEはメルセデス・ベンツが2026年3月に発表した「グランドリムジン」という新カテゴリーの車です。BEV専用プラットフォーム「VAN.EA」を採用し、Sクラス並みの乗り心地と最大8人乗りのMPV空間を両立しています。従来のVクラス・EQVの後継ではなく、乗用車を起点に設計された全く新しいモデルです。
2026年3月時点でメルセデス・ベンツ日本からの公式アナウンスはありません。欧州では2026年後半からデリバリー開始予定です。日本での正規販売は早くて2027年〜2028年と予測されますが、先代EQVが日本で正規販売されなかった前例もあるため、正式発表を待つ必要があります。
2026年3月時点で日本向け価格は未発表です。現行Vクラスの日本価格(977万円〜)を参考にすると、VLE 300で1,100万〜1,200万円、VLE 400 4MATICで1,400万〜1,600万円程度になると予測されます。競合のレクサスLMが約1,310万円〜であることを踏まえると、横並びかやや高い価格帯になる見込みです。
VLE 300はWLTPモードで700km以上、VLE 400 4MATICは約630〜640kmの航続距離を持ちます。800Vシステムを採用しており、最大300〜315kWの急速充電に対応。わずか15分で最大355km分の航続距離を回復でき、10%から80%への充電も約25分で完了します。
VLEは全長5,309mmとアルファード(4,995mm)・レクサスLM(5,130mm)より大きいにもかかわらず、後輪操舵により最小回転半径5.45mを実現。アルファード(約5.8〜5.9m)より小回りが利きます。また800V BEVによる700km超の航続距離、31.3インチ8Kリアスクリーンなど、デジタル体験でも大幅に上回ります。
VLEはVクラス・EQVの「後継車」ではなく、カテゴリーが異なる別モデルです。Vクラス・EQVは商用バンベースの高級ミニバンでしたが、VLEはBEV専用プラットフォーム「VAN.EA」を使った乗用車設計のグランドリムジンです。VクラスはVLE発売後もラインナップに残る可能性があります。
メルセデス・ベンツは将来的にVLEの内燃機関(ICE)搭載モデルをビトリア工場の同一ラインで生産する計画があります。まずBEVモデルが先行発売され、その後ガソリン版が追加される見通しです。EV購入に踏み切れない方は、ガソリン版の発表を待つのが賢明な選択肢です。
EV全般はリセールが落ちやすい傾向にありますが、VLEには下支え要因もあります。「グランドリムジン」という唯一無二のカテゴリーによる希少性、MB.OSのOTAアップデートによるソフトウェアの陳腐化防止がその主な理由です。ただし将来のガソリン版追加により中古BEV版の価格が下落するリスクもあるため、リセールを重視する方はガソリン版の動向を見てから判断することをおすすめします。

↑メルセデス・ベンツ公式スペックシート3枚(©Mercedes-Benz AG)
The all-new electric Mercedes-Benz VLE – Figures are preliminary and were determined internally in accordance with the “WLTPtest procedure”certificationmethod. At present, there has been neither an EC typeapprovalnor a certificate ofconformitywith official values. There may be discrepancies between thefigures providedand the official values.

【動画で確認】新型VLEの全貌:公式ウォークアラウンド解説

文字だけでは伝えきれない、新型VLEの「質感」と「驚きのギミック」を動画の要点と共に振り返ります。

忙しい方のための「動画のハイライト」

  • [00:46] 巨体を感じさせない「キレ」
    5.3mの車体がCLAクラス並みの小回りで動く様子は必見。後輪操舵の威力が一目でわかります。
  • [03:10] 圧巻の1メートル・スクリーン
    運転席を埋め尽くす「MBUXスーパースクリーン」。もはや計器ではなく、巨大なデジタルデバイスです。
  • [03:53] 「コーヒー1杯」の超急速充電
    800Vシステムによる、15分で355km回復というEVの弱点を克服したスペックを解説。
    日本のチャージャーではどうかな?
  • [05:01] 降臨する31.3インチ・シアター
    「Hey Mercedes, start cinema experience」の号令とともに、車内が映画館に変わる魔法の瞬間。

筆者の独り言:
スペックだけ見れば「買い」の一台ですが、やはり気になるのは日本の都市部でのサイズ感と、実際の電力インフラとの相性です。
そしてこの先AMGラインやらマイバッハ系で出てきたら、最初のVLEの値崩れが心配です。。
パワーカップルのファミリーカーとしては良いかも?

「移動」が「体験」になる日——EV嫌いの私が出した結論

VLEはEVとして完成している。航続距離700km超、15分で355km回復、後輪操舵で5.45mの小回り。
これだけの数字が揃えば、かつて私がEVに向けていた「現実的な不満」のほとんどは消える。

だからといって、今すぐ飛びつく必要はない。日本の正規販売時期はまだ不透明で、将来的なガソリン版(ICE)の追加計画もある。
リセールを考えるなら、BEVの先行組になるのはリスクを伴う。

それでも私は、VLEが「EV否定派の最後の砦」をひとつ崩したことを認める。
これまで「EVだから我慢する」という車しかなかった場所に、初めて「EVだから実現できた」と胸を張れる車が現れた。
「充電という行為が旅の一部になる」という体験設計の完成度、「グランドリムジン」という代替不可能なカテゴリーの確立——この2点においてVLEは、EV嫌いの私がはじめて「欲しい」と思ったEVだ。

ただし個人的な最終判断は、日本正規販売の確定とガソリン版の動向を見てから下す。
大切な人8人を乗せてどこへ行くかを想像しながら、もう少しだけ待つことにする。

※日本での発売時期・価格は2026年3月時点の予測情報です。正式発表後に更新します。
【画像について】
本記事に使用している画像は、メルセデス・ベンツ公式メディアサイト
https://media.mercedes-benz.com/article/46847b87-975b-42b0-8e2a-eae7a437a526が報道・編集目的での使用を認めているプレスリリース素材を使用しています。画像の著作権はすべてMercedes-Benz AG に帰属します。©Mercedes-Benz AG

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