2024年6月末に惜しまれつつ生産終了したBMW８シリーズ。
個人的に大好きなシリーズでした。
生産終了は大変残念ですが、今後もしかしたらV12で復刻版を出してくれるかもと淡い期待を抱きながら、８シリーズについてまとめてみました。
超絶カッコよかった８シリーズ、気になるリセールは爆あがりかもしれません。特に８シリーズの最終盤であるThe Final Editionには期待大です。
いつか、トムクルーズのミッションインポッシブルで登場してくれないかな。。
The Final Edition
BMW 8シリーズの「The Final Edition」は、8シリーズの生産終了に伴い、特別にリリースされた限定モデルです。このエディションは、8シリーズの象徴的なデザインとパフォーマンスをより一層際立たせ、最終モデルにふさわしい特別な仕様が施されています。ここでは、「The Final Edition」について詳しく説明します。
1. 「The Final Edition」の概要
BMWは、8シリーズの販売終了を記念し、特別仕様の「The Final Edition」を発表しました。この限定モデルは、8シリーズの長い歴史と伝統を称え、最高峰の技術とラグジュアリーを融合させた1台となっています。
「The Final Edition」は、特に2代目8シリーズ（2018年〜2024年モデル）の最終章を飾るもので、クーペ、カブリオレ、グランクーペの各スタイルで展開されています。それぞれのボディスタイルには、専用のデザイン要素や特別装備が施され、限られた台数のみが生産される予定です。
2. 外装デザイン：特別なカラーとディテール
「The Final Edition」は、外装に特別なペイントオプションが設定されています。BMWは、通常のモデルでは選べない専用のメタリックカラーやツートンカラーを用意し、この限定モデルだけの特別感を強調しています。
また、特別なバッジやエンブレムが車体に施されており、フロントフェンダーやリアには「The Final Edition」のロゴが刻まれています。これにより、この車が特別な一台であることが視覚的にも明確に伝わるデザインとなっています。
ホイールも専用のデザインが採用され、20インチまたは21インチの軽量アルミホイールが装備されています。ホイールデザインは、8シリーズのスポーティでラグジュアリーなスタイルをさらに強調するよう設計されています。
3. 内装：特別なラグジュアリー
内装においても、「The Final Edition」は、細部にわたって特別仕様が施されています。上質なレザーシートは、通常のモデルとは異なる専用カラーやステッチが採用されており、エレガントさとスポーティさが絶妙に融合しています。
インテリアには「The Final Edition」を示す特別なロゴが刺繍されたヘッドレストや、ダッシュボードに専用のプレートが取り付けられており、この車が限定生産モデルであることをアピールします。さらに、特別なウッドトリムやカーボンファイバーのアクセントも選択可能で、オーナーの好みに合わせたカスタマイズが可能です。
シートやステアリングホイールにはヒーターが装備され、冬場のドライビングにも快適さを提供します。また、最高級のオーディオシステムや、最新のインフォテインメントシステムも搭載されており、テクノロジー面でも最先端の機能が充実しています。
4. パフォーマンス：特別チューンされたエンジン
「The Final Edition」は、BMWのパフォーマンスの伝統を受け継いでいます。標準仕様のモデルでは、3.0リッター直列6気筒エンジン（840i）から、4.4リッターV8エンジン（M850i）まで様々なエンジンオプションが用意されていますが、「The Final Edition」は主にM850iをベースにしていることが多いです。
M850iは、530馬力を発揮するツインターボV8エンジンを搭載しており、0-100km/h加速は約3.7秒と、驚異的なパフォーマンスを誇ります。また、BMWのxDrive四輪駆動システムも搭載されており、あらゆる路面状況で安定した走行が可能です。
さらに、「The Final Edition」では、シャーシやサスペンションも特別に調整されており、通常モデルよりもよりスポーティでダイナミックなドライビング体験が楽しめます。BMWの「Mパフォーマンス」技術が活かされたモデルは、サーキットでの走行性能と、街乗りでの快適性を高次元で両立しています。
5. テクノロジーと安全装備
「The Final Edition」は、BMWが誇る最新のテクノロジーがふんだんに取り入れられています。ドライバーアシスタントシステムやアクティブクルーズコントロール、360度カメラシステムなど、ドライバーの安全を確保するための高度な支援システムが搭載されています。
さらに、ヘッドアップディスプレイやレーザーヘッドライト、タッチ操作が可能なインフォテインメントシステムなど、運転をより快適にする装備も充実しています。これにより、「The Final Edition」は、長距離ドライブでも快適で、安全な走行を提供することができます。
6. 限定生産とその価値
「The Final Edition」は、非常に限定された台数での生産となるため、その希少性から今後コレクターズアイテムとしての価値が高まることが予想されます。
BMWの高級車は、限定モデルになるとプレミア価格がつくことが多く、特に8シリーズの最終モデルということで、その価値は今後も上昇するでしょう。
このモデルは、BMW 8シリーズのファンや自動車愛好家にとって、まさに一生に一度の機会となるかもしれません。限定モデルの所有は、その車が持つ特別な歴史や伝統を手にすることであり、ただの移動手段以上の意味を持つことが多いです。
BMW M8 Competition Coupé The Final Edition － 1 of 8【国内限定4台】
/クーペモデル 2ドア左/右ハンドル
27,488,888円（消費税込）
BMW M8 Competition Cabriolet The Final Edition – 1 of 8【国内限定2台】
/オープンモデル 2ドア 右ハンドル
27,988,888円（消費税込）
BMW M8 Competition Gran Coupé The Final Edition – 1 of 8【国内限定2台】
/４ドアクーペモデル 4ドア 右ハンドル
27,188,888円（消費税込）
インスタはM8のグランクーペ。４ドアも良いね。
まとめ
BMW 8シリーズ「The Final Edition」は、8シリーズの最後を飾るにふさわしい特別な限定モデルです。デザインやパフォーマンス、技術、そしてその希少性に至るまで、すべての要素がこのモデルを特別なものにしています。特に、BMW 8シリーズにあまり詳しくない40代の方々でも、その圧倒的な存在感と贅沢な装備にはきっと驚かれるでしょう。
このモデルは、8シリーズの歴史を振り返りつつ、BMWの未来に向けた新たな一歩を感じさせる特別な車です。今後もコレクターやファンの間で語り継がれていくことは間違いありません。
リセール最強とタイトルで煽りましたが、今後数年は市場には出ないだろうし、台数的にもコレクターズアイテム化確定です。
これだけ販売台数が限定されると、多分、数年は販売不可なオプション付けられそうだし。
運よく手に入れた方が羨ましいです。ぜひ、YouTubeなどで公開してもらえると嬉しいのですが。。
BMW 8シリーズの終焉：40代でも楽しめるトリビアとその歴史
自動車の世界には、時代を超えて愛され続ける名車が存在します。その中でもBMWの8シリーズは、特にそのスタイリッシュで洗練されたデザイン、パフォーマンス、そしてエレガンスで知られています。しかし、残念ながらこの象徴的なモデルがついにその販売を終了するというニュースが話題になっています。BMWや高級車にあまり詳しくない40代の方でも楽しめるように、今回はBMW 8シリーズの歴史やトリビアを交えながら、その魅力を探っていきたいと思います。
1. BMW 8シリーズとは？
BMW 8シリーズは、1990年代にデビューし、高級グランドツーリングカー（GTカー）として知られるモデルです。GTカーとは、長距離走行を快適に楽しむことができる、スポーティでありながらもラグジュアリーな車を指します。BMWは、このカテゴリーにおいて、優れたパフォーマンスと快適性を両立させたモデルとして8シリーズを開発しました。
その名にある「8」という数字は、BMWの中でも特に高級で特別な位置づけを示しています。7シリーズが同社のフラッグシップセダンであるのに対して、8シリーズはよりスポーティで、より個性的なデザインを持つモデルとして位置づけられていました。
2. 8シリーズの歴史
初代8シリーズ (E31) 1989年〜1999年
初代8シリーズは、1989年のフランクフルトモーターショーでデビューしました。当時、BMWは新しいフラッグシップモデルを開発することで、スポーティでありながら豪華さを兼ね備えた車を目指していました。このE31は、BMWの中でも特にデザインに注力されたモデルであり、空力性能を考慮した滑らかなボディラインが特徴です。
初代モデルの特筆すべき点は、当時としては珍しかった「ポップアップヘッドライト」を採用していたことです。この特徴的なデザインは、現在ではレトロな魅力として愛されており、1990年代の高級車文化を象徴しています。
また、初代8シリーズはV12エンジンを搭載し、そのパフォーマンスは当時の最先端技術を誇りました。特に、高速道路での快適なクルージング性能や、ドライバーズカーとしての楽しさが評価されていましたが、そのハイエンドな価格も相まって、生産期間中に約30,000台しか製造されませんでした。この少ない生産台数が、後に8シリーズの希少価値を高める要因となります。
2代目8シリーズ (G14/G15/G16) 2018年〜2024年
初代モデルが終了してから約20年の時を経て、BMWは2018年に8シリーズを復活させました。この2代目8シリーズは、クーペ（G15）、カブリオレ（G14）、グランクーペ（G16）と、3つのボディスタイルで展開され、高級車市場に新たな風を吹き込みました。
2代目モデルは、より現代的なデザインと最先端のテクノロジーを搭載し、スポーツカーとしての性能と、ラグジュアリーカーとしての快適性を両立しています。また、M850iなどのハイパフォーマンスモデルも登場し、BMWのモータースポーツの伝統を感じさせる仕上がりとなっています。
しかし、2024年をもって、この2代目8シリーズも生産終了が発表されました。これにより、8シリーズという名前のモデルは再び歴史の幕を閉じることになります。
3. なぜ8シリーズが終了するのか？
8シリーズの販売終了は、いくつかの理由が考えられます。まず、近年の自動車業界は電動化へのシフトが急速に進んでおり、内燃機関を搭載した高級GTカーの需要が減少していることが背景にあります。BMW自身も電気自動車（EV）やハイブリッド車の開発に注力しており、8シリーズのような大型でガソリンエンジンを搭載した車は、時代の流れに逆らう形となってしまいました。
また、8シリーズは非常に高価なモデルであり、限られた層にしか手が届かないことも販売台数に影響を与えています。特に、現代ではSUVの人気が高まり、GTカーやクーペタイプの車の需要が低下していることも一因とされています。
4. 8シリーズにまつわるトリビア
8シリーズは、その独自の特徴とスタイリッシュなデザインで多くのファンを魅了してきましたが、あまり知られていない面白いトリビアもいくつか存在します。
トリビア1：ポップアップヘッドライト
先ほど触れたように、初代8シリーズにはポップアップヘッドライトが搭載されていました。このデザインは、1990年代のスポーツカーや高級車にしばしば見られた特徴で、エアロダイナミクスの向上を意図していました。しかし、現在では安全基準の変化やデザインのトレンドが変わり、ポップアップヘッドライトを搭載した車は生産されていません。そのため、8シリーズの初代モデルは非常にレアな存在となっています。
トリビア2：V12エンジンの搭載
初代8シリーズには、BMWの象徴ともいえるV12エンジンが搭載されました。このエンジンは、12気筒のシリンダーを持ち、滑らかな走行性能と圧倒的なパワーを提供しました。特に、当時の最上級モデルであった850iや850CSiは、このV12エンジンによって、まさに「走る豪邸」とも言える存在感を放っていました。
トリビア3：限定生産モデル
8シリーズには、いくつかの限定生産モデルが存在しています。特に「BMW 850CSi」は、初代8シリーズの中でも特にハイパフォーマンスなモデルとして知られており、約1,500台のみが生産されました。この850CSiは、BMWのモータースポーツ部門である「BMW M」が手掛けたもので、当時の技術力を結集したモデルです。
5. 40代から楽しむBMW 8シリーズの魅力
BMW 8シリーズは、スポーティさとラグジュアリーさを兼ね備えた特別な車です。40代という年代は、人生の中でさまざまな経験を積み、趣味やライフスタイルに対してこだわりを持ち始める時期でもあります。8シリーズは、まさにそのこだわりを満たしてくれる存在です。
特に、長距離ドライブや旅行を楽しむ方にとって、8シリーズの快適性や安定した走行性能は大きな魅力です。また、デザイン性にも優れており、街中で走る姿はまさに芸術作品のようです。40代から楽しむ大人の贅沢として、8シリーズはその所有感とドライビングの楽しさを提供してくれるでしょう。
6. 最後に：8シリーズの遺産
BMW 8シリーズは、これまでに多くの人々に愛され、その存在感を放ってきました。販売が終了することで一つの時代が終わりを迎えますが、その遺産は今後も自動車ファンやコレクターの心の中に残り続けるでしょう。
これからのBMWは、電動化を進めていく中で、新たなフラッグシップモデルを生み出していくことが期待されていますが、8シリーズが築き上げたスタイル、パフォーマンス、ラグジュアリーの融合は、自動車史における特別な位置を占めています。
7. 8シリーズの次世代：BMWの未来と進化
8シリーズの販売終了を受けて、BMWは今後どのような方向へ進むのでしょうか？一つ確かなのは、近年の自動車業界全体がエコロジーを重視した「電動化」へと大きくシフトしていることです。BMWも例外ではなく、EV（電気自動車）やプラグインハイブリッド車（PHEV）のラインナップを拡充していく方針を明確にしています。
例えば、BMWのiシリーズは、同社の電動車両技術を象徴するモデルです。i8などはスポーティさを保ちながらも、環境負荷の少ない設計を目指した車であり、8シリーズのエッセンスを未来に引き継ぐ存在ともいえるでしょう。今後は、これまでのGTカーのような性能と、電動車両の新技術が融合した次世代の高級車が登場するかもしれません。
また、8シリーズの生産終了後も、その遺伝子は他のモデルに受け継がれる可能性があります。例えば、BMWは近年グランクーペやカブリオレなど、さまざまなスタイルの車を展開しており、これらが8シリーズのコンセプトを引き継いでいく可能性もあります。スポーティさを維持しつつも、より現代的な技術やデザインが反映されたモデルが誕生することを期待できます。
8. 8シリーズの名車たちとその価値
8シリーズは、その洗練されたデザインや技術、限られた生産台数によって、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。特に初代の850CSiや、限定生産モデルは、自動車オークションやクラシックカーレースで高値が付くことが多く、今後もその希少性はさらに増していくでしょう。
BMW 8シリーズを手に入れるということは、単に車を所有するだけでなく、自動車史に名を刻む1ページを持つことを意味します。特に、8シリーズのようなアイコニックなモデルは、時代を超えて価値が高まり続けるため、40代の方々にとっても投資として魅力的な選択肢かもしれません。
例えば、最近ではレトロブームの影響で1990年代のスポーツカーが再評価される傾向にあり、初代8シリーズのような車はクラシックカー市場で人気を集めています。したがって、BMW 8シリーズの購入は、ライフスタイルや趣味として楽しむだけでなく、資産としても有望な一台と言えるでしょう。
9. まとめ：8シリーズの終焉とその魅力
BMW 8シリーズは、その長い歴史とともに数多くのファンを魅了してきました。高級感あふれるデザインと、スポーティでありながら快適な走行性能は、40代の大人にとっても特別な体験を提供してくれるでしょう。今回の販売終了は確かに寂しいニュースですが、8シリーズが自動車業界にもたらした影響は計り知れず、その価値は今後も語り継がれていくに違いありません。
BMWは時代の変化に対応しつつも、常に「駆けぬける歓び」を提供することを目指してきました。8シリーズの終了後も、BMWは次なる挑戦に向けて新たなステージへと進化していくことでしょう。電動車や新技術が中心となる未来においても、8シリーズのような車が与えたインスピレーションは、今後のBMWの車づくりに深く根付いていくことが期待されます。
もし今、BMW 8シリーズに興味を持ったなら、その象徴的なモデルを一度体験してみるのも良いかもしれません。40代の人生において、ちょっとした贅沢を楽しむことは、人生を豊かにする要素の一つです。そして、8シリーズはその贅沢さと特別感を存分に提供してくれる一台です。
BMW 8シリーズ、その名が自動車史に刻まれ続ける限り、私たちはいつまでもその美しさと性能に憧れ、そして語り継いでいくでしょう。
BMWの株価を軽く分析
BMWグループ（Bayerische Motoren Werke AG）の直近10年間（2014年〜2023年）の株価を表す折線グラフです。このグラフは、株価の推移を視覚的に示し、各年の値動きを分かりやすくしています。
株価の特徴・分析:
- 2014-2015: 上昇期
2014年の株価は85ユーロで、その翌年の2015年には92ユーロに上昇しています。この期間はBMWが特に中国市場での需要が高まり、好調な売上を背景に株価も上昇した時期です。 - 2016-2017: 下落期
2016年と2017年には、世界的な自動車市場の減速やディーゼルエンジンに関連する規制の強化により、株価が79ユーロ、77ユーロと下落しています。 - 2018年: 一時的な回復
2018年には87ユーロに回復しました。この年はBMWがSUVの需要拡大に応え、販売台数を増やしたことが株価に良い影響を与えました。 - 2019年: 再度の下落
2019年は72ユーロまで下落。主な要因は、世界的な貿易摩擦や欧州における厳しい排出ガス規制など、外部環境の影響がありました。 - 2020年: パンデミックの影響と回復
2020年は、COVID-19パンデミックの影響があったにも関わらず、年末までに株価が90ユーロに回復しました。特に電気自動車の開発強化やテクノロジー分野への投資が評価された結果です。 - 2021-2022: 上昇期
2021年と2022年にかけて、株価は大きく上昇し、2022年には105ユーロに達しました。特に電動車両や高級車市場でのシェア拡大が株価の押し上げ要因でした。 - 2023年: わずかな調整
2023年には100ユーロとわずかな調整が見られましたが、引き続き高値圏を維持しています。電気自動車市場の競争激化や経済環境の変動が影響を与えました。
このように、BMWグループは外部要因や業界トレンドに影響を受けながらも、長期的に見ると株価は堅調に推移しており、特に電動化や高級車市場へのシフトが今後も株価を左右する要因となりそうです。
個人的には、シリーズにおけるEVの比率は縮小させて行ったほうが良いと考えていますが、本社はどう舵を切るか？
競合のメルセデスとの競争もいいのですが、F1復帰はもうないのでしょうか。。
昨今のF1ブームを考慮すると、EVに投資するよりいいと思うんですけどね。（簡単じゃないのはわかりますが、、、）
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