新年明けの1月5日、現在ラスベガスで開催中のCESにて、クルマ・ゲーム・ガジェット好きにはたまらないニュースが発表されました。
あのソニーグループとホンダの合弁会社 ソニー・ホンダモビリティ(SHM)が、新しいブランドAFEELA(アフィーラ)を発表、かなり斬新な電気自動車(EV)のプロトタイプをお披露目しました。
AFEELAは電気自動車(EV)で提供するサービスで、ソニーが持つ会員網(プレステユーザー含む)と連携する方針で、ゲームや家電で囲い込んだ1億人を超える顧客基盤をEVに活用し、収益の安定化や新たな娯楽体験の創出を狙うそう。
はっきり言ってこれは相当、胸アツで、久しぶりに日本企業の明るいニュースを見たなって感じです!
OSでも携帯機器でも成せなかった日本製品による世界制覇の夢が実現するか?!
クルマ好き以外の40代も知っていて欲しい今回のニュース。
アフィーラから発売されるモビリティの詳細、予想価格や販売時期などを調べました。
AFEELAとは
ブランドのコンセプトは、3つの「A」。
Autonomy、Augmentation、Affinity、3つの「A」。
AFEELA公式ウェブサイトより
それは私たちのモビリティが成長していく未来の方向。
そして、人々に響かせたい新たな価値。
Autonomy=進化する自律性
モビリティに自律的な知性を。そうして目指すのはモビリティにとって不可欠な安心安全の提供。
センサー技術や様々なインテリジェント技術を組み合わせ、深い安心感のある移動を実現するとのこと。
ホンダセンシティブとソニーのカメラ技術の融合ってところかな?
それって世界最強の安心安全じゃないですかー!
Augmentation=身体・時空間の拡張
“安心安全の上に成り立つ移動空間は、ユーザーに運転以外の楽しみを提供する可能性を秘めています。私たちはこれまでの時間、空間の概念を拡張させるような新しい体験を提案していきます。”
とのこと。メタバース意識されてますね。ここはソニーさんの本領発揮でしょう。
Affinity=人との協調・社会との共生
“人々に向かって、社会に向かって開かれたモビリティへ。カスタマーはもちろん、多くのクリエイターやパートナーとAFEELAの可能性を拡げる。オープンで自由な環境を整えていきます”
Epic GamesのUnreal Engineの活用とか、クアルコムの技術でデジタル部分や自動運転などの最先端技術部分もかなり期待できそう。
これら3つのAをコンセプトにしたブランドがAFEELA(アフィーラ)なんですね。
EVのプロトタイプ詳細
Specifications
全長 4895mm
全幅 1900mm
全高 1460mm
ホイールベース 3000mm
駆動方式 AWD
乗員人数 5人
タイヤサイズ Front: 245/40R21 Rear: 275/35R21
サスペンション Front: Double Wishbone Rear: Multi Link
公式HPを参考
「AFEELA」はブランド名であって、現在、車両の名前や愛称はまだ正式に決まっていないみたいです。今の所、プロトタイプの大まかな仕様発表はこれくらい。
モーターが幾つ?出力は?車両重量は?と興味は尽きないです。続報が楽しみ。
上のスペック見るあたりAWDということはモーター4つかな?
価格や発売時期
価格に関しては未定とのこと。
「間違いなく高付加価値の車を出す。非常に安い車を出すことはない」
by 水野氏 SHM代表取締役会長兼CEO
との事なので、確実に1500万超えて来るでしょうね。
その頃のインフレ具合によっては2500万超えてくるかもしれませんね。
もしくは、車両価格はなるべく抑え、付随するサービスで利益を上げることもありかな。
ポルシェのタイカンGTS(1841万円)並みのスペックで1500万円程度なら神価格。。。
発売時期は2025年北米より発売開始予定とのこと。
なので、日本での発売は2026年以降かな?
テスラを超えそうか?
EVといえば、やはりあのイーロンマスク氏率いるテスラ社が最強のライバルとなると思います。
果たして、SHM社のAFEELAはテスラを超える事ができるでしょうか?
ここからは個人の感想ですが、このままいけば楽勝かと。。
というのも、発表されている技術は現時点で大幅にテスラ車を超えているわけで、そりゃプロトタイプだからと言われれば、それまでですが、、、
現時点で市販されているテスラ車のECU(Electronic Control Unit)が144TOPS。
AFEELAは800TOPS!(1秒間に800兆回の計算をこなせるってこと)
5G利用で車内で移動中にプレステのゲームや映画鑑賞が出来たり、自動運転の安全性が大幅に上がって、もはやステアリング操作が要らなくなったり、未来にだいぶ近づいていますよね。
テスラさんまだトラック出せずにいるし、ロードスターはどうなったんでしょうか?(確か今年デリバリー開始だったような?)そして、車内インフォティメントはやっぱりまだまだ課題がありますよね。ちゃんとアップデートされるんだろうか。。。
なのでAFEELAのコンセプト越えるにはもう空飛ぶクルマ作るしか・・・・
技術は進化していってそのスピードも凄いのは承知ですが、テスラ社が2026年にトータルでAFEELA超えのクルマを作るのは難しんじゃないかと思っています。
テスラ好きだけど・・・
最後に40代が知っておくべき事
個人的に非常に楽しみなAFEELA。
車両デザイン、フロント部分、空力ガン無視しているようにも見えますが、、、要はそこじゃないんでしょうね。
日本企業の技術力の高さを見せつけて、また世界のTOPに返り咲いて欲しいものです。
ソニーとホンダと言えば世界中の人が知っている企業で、それらのタッグってもう宇宙一でしょう。
レッドブルとホンダで世界一を獲ったように、我々日本人にまた夢を見せて欲しいものです。
と、ここまでならただのクルマ好きの考察ですが、ここは40代のためのサイト。
このニュースから我々40代が知っておくべきことをまとめます。
AFEELAの車両が発売されるであろう2026年は、サッカーW杯、ミラノ冬季オリンピックが開催。
F1の世界ではエンジンレギュレーション変更、アウディが新規参入予定。
サグラダファミリア完成予定。
おっとこれらは豆知識。大人の会話のネタにでもどうぞ。
2026年は結構な色々節目となりそうで、各社がこの年をターゲットにしています。
・アップルカー発売予定。
・アウディはこの年までに新車を全車EV化。
・アルピーヌは2台の大型EV発表予定。
とにかく3年後の2026年はイベントが多いんです。
我々40代としては大人としてこれらのイベントや各業界の動きに敏感でいるべきかと思います。
最近、中国の工場が止まりテスラ株が下がりまくってますが、一時的なもので今年中にはまた回復するとのエコノミスト目論見もありました。スペースXも2026までには新たな収益源になっているかもしれませんし、テスラが万が一Google社などと手を組めば、一気に形成逆転できるわけで・・・・
3年後のこうした世界の動きに合わせて、40代の我々の取るべき行動も常にアップデートし変化に対応していく必要はあると思います。
デジタル機器の操作やネットの知識などは常にアップデートしておかないと、将来最新のクルマに乗れないかもしれませんよ。。
その他、例えば転職ですが、40代からの転職となるとエグゼクティブなポジションは確保したいところ。自動車業界は今まで斜陽と言われていましたが、個人的にはまだまだ夢のある業界だと思っています。もし、転職を考えられているのであれば業界選びの参考にされてはいかがでしょう。
EVの充電スタンド専門会社なんかで起業しても面白そうですね。
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