「バカラ」と聞くと、多くの人が“高級クリスタルグラス”を思い浮かべますよね。
しかし実は、バカラの歴史は 260年以上。
王侯貴族に愛されてきた格式あるブランドであり、照明からジュエリー、
そして“香水”まで幅広いカテゴリーを展開しています。
本記事では、
- バカラの誕生秘話
- クリスタルの凄さ
- あまり知られていないトリビア
- 香水ライン「Baccarat Rouge 540」について
まで、まとめて分かりやすく解説します。
この記事を読み終えた頃には、きっとあなたも“バカラ通”になっていますよ!
■ バカラの歴史:始まりは1764年。王の許可状から誕生したブランド
● フランス王ルイ15世の認可で生まれた
1764年、フランス東部バカラ村に設立されたガラス工場がブランドのルーツ。
当時はガラス製造には国の許可が必要で、バカラは 王の「特別認可」 を受けて誕生しました。
● ナポレオン3世の時代に“帝室御用達”へ
バカラの精緻なクリスタル製品は、19世紀に入るとフランス帝室から高く評価され、ナポレオン3世の時代には多くの宮廷用品を納めるようになりました。
この頃から、バカラは“世界最高のクリスタル”として定着します。
● バカラのクリスタルは「24%以上の酸化鉛」を含む
バカラのクリスタルが美しく透明なのは、ガラスよりも高価なクリスタル成分の配合にあります。
透明度、輝き、音色がまったく違うため、世界中のハイブランドに圧倒的な支持を受けています。
■ バカラの知られざるトリビア10選
● 実は“レストランの食器”から始まった?
創業当時は窓ガラスや日用品も作っており、現在のような高級路線は徐々に確立したもの。
● 世界の王室・大統領が愛用
皇室や各国首脳が使う公式グラスやデキャンタにバカラが採用されることが多い。
特に「アルクール」シリーズは“王侯貴族の象徴”といわれています。
● パリの五つ星ホテルにも導入
ホテル・リッツ、クリヨンなど名だたるホテルでバカラのグラスが提供されています。
● バカラは“照明”の名門でもある
シャンデリアやランプはブランドの象徴。
1台数百万円〜のものもあり、世界のセレブ邸宅で愛用されています。
● 実は「ジュエリー」も作っている
ネックレス、リング、ブレスレットなども展開。
クリスタルの立体カット技術を応用したアクセサリーはファンも多いです。
● 日本のバカラショップは“レッドボックス仕様”
ギフト需要の強い日本では「赤箱+白リボン」がアイコン化。
海外でも人気の包装スタイルとして浸透しています。

● 実は“香水”もある!超人気の「Rouge 540」
バカラを語る上で外せないのが、香水「Baccarat Rouge 540(ルージュ540)」。
メゾン・フランシス・クルジャンがバカラの創業250周年を記念して作ったフレグランスで、
今や “世界で最も愛される高級香水の1つ” とも言われています。
男女問わず人気で、特徴は以下:
- 甘く官能的でラグジュアリー
- 一度かぐと忘れられない“中毒系”の香り
- 海外セレブの愛用者多数
グラスブランドだと思っている人は多いですが、“香水”まで展開しているのは意外と知られていません。

バカラ ルージュ 540 エキストレ ドゥ パルファム・SP 70ml [並行輸入品]
■ バカラが長く愛される理由:唯一無二の職人技とブランド哲学
- 職人によるハンドメイド工程
バカラでは今も約2000もの工程を手作業で行い、熟練職人が1点ずつ仕上げます。 - “カット”の芸術性
光の屈折を最大限に生かすカッティングで、手にした瞬間に違いが分かる美しさ。 - 100年以上続くデザインが現役
代表作「アルクール」は1841年発表で、今も世界中のファンに愛され続けています。
■ まとめ:バカラは“ただのグラスブランド”ではない
この記事で紹介したように、バカラは
- 王の許可で誕生
- 世界の王室御用達
- グラスから香水、ジュエリー、照明まで網羅
- 歴史と職人技の象徴
という、唯一無二のラグジュアリーブランド。
もしあなたがプレゼントや自分への投資として“特別なもの”を探しているなら、
バカラは文句なしに候補に入るブランドです。

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