「冗談だろう?」
2019年、トランプ大統領が「グリーンランドを買いたい」と言い出した時、世界中は失笑しました。
しかし2026年、その笑いは「焦り」へと変わっています。
今、北極圏の巨大な島を巡り、アメリカ、中国、そして欧州が、なりふり構わぬ資源争奪戦を繰り広げています。
一見、日本に住む私たちには無関係に見えるこの「領土問題」。
しかし実は、あなたのスマホの価格や、今夜の回転寿司のメニューにまで直結する死活問題なのです。
なぜトランプはこれほどまでに「氷の島」に執着するのか?
2026年最新の情勢と、この夏に控えた世紀の天体ショーまで、うさぎ技研がその「裏側」を徹底解剖します。
この記事を読めば、以下のことがわかります:
・米中欧がグリーンランドの「水と資源」を奪い合う本当の理由
・2026年の資源エネルギー市場における最新のトレンド
・日本からグリーンランドへ行くための最短ルートとベストシーズン
1. トランプが「不動産王」として狙う3つのお宝
2026年1月、ホワイトハウスは再びグリーンランドへの強い関心を示しました。
トランプ氏がかつてSNSに投稿した「金ピカのトランプタワーが建つグリーンランド」のコラ画像。
あれは単なるジョークではなく、**「世紀のディール(取引)」**への宣戦布告だったかも?!
I promise not to do this to Greenland! pic.twitter.com/03DdyVU6HA
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 20, 2019
彼が狙うのは、以下の3つの「お宝」です。
- レアアース(脱・中国の切り札):
ハイテク産業の命綱である希少金属。
中国の独占を打破するため、世界有数の埋蔵量を誇るグリーンランドを「自国の庭」にしたい。 - 「青い金」水資源:
地球上の淡水の約10%を保持する氷床。
深刻な水不足が予測される未来において、溶け出す氷河は石油以上の価値を持つ「通貨」になります。 - 軍事の「目」:
ロシアや中国を監視する最短ルート。
米軍のピトゥフィク宇宙基地(旧チューレ)の重要性は、2026年、かつてないほど高まっています。
2. 他人事じゃない!私たちの食卓から「えんがわ」が消える日
「グリーンランドなんて遠い国の話」と思っていませんか?
実は、日本の回転寿司で人気の**「えんがわ(カラスガレイ)」や「甘エビ」**の多くはグリーンランド産です。
日本はグリーンランドにとって、海産物を買ってくれる「超・お得意様」。
しかし、トランプ政権が主権を主張し、関税や物流ルートに介入すれば、これらの食材は「超高級品」に変わるか、市場から姿を消すかもしれません。
さらに、北極航路の利権争いが激化すれば、あらゆる輸入品の輸送コストに跳ね返ります。
グリーンランド問題は、私たちのサイフに直結する「生活の問題」なのです。
3. 【2026年8月12日】漆黒に染まる氷原:世紀の皆既日食
政治の喧騒をよそに、2026年、グリーンランドは「一生に一度」の絶景舞台となります。
- なぜグリーンランドが「最高」なのか?:
今回の日食はアイスランドやスペインでも観測できますが、グリーンランドは「太陽の高度」と「氷河の白」が生み出すコントラストが世界一美しいと言われています。 - 新空港ヌークの開港:
ちょうど2026年に向けて首都ヌークの国際空港が拡張され、大型機の着陸が可能になったばかり。
かつて「秘境中の秘境」だったこの地へ、今なら世界中の天文ファンと共に飛び込むことが可能です。
4. 旅のヒント:2026年版・日本からの最短ルート
もし、この歴史的な瞬間をその目で確かめたいなら、ルート選びが鍵となります。
| ルート | 特徴 | 経由地 |
| デンマーク経由 | 最も一般的で安定 | 羽田/成田 ➔ コペンハーゲン ➔ ヌーク |
| アイスランド経由 | 観光も欲張るなら | 羽田/成田 ➔ 欧州主要都市 ➔ レイキャビク ➔ ヌーク |
※2026年8月の日食シーズンは、すでに世界中で予約が殺到しています。計画はお早めに。
5. グリーンランドは「地球の未来」を映す鏡
トランプ氏の野心も、溶けゆく氷河も、そして8月の黒い太陽も。すべては「グリーンランド」という一つの島で起きています。
ここにあるのは、単なる地政学のニュースではありません。私たちの未来の暮らし(水、スマホ、食料)がどう変わるのかを占う、まさに**「地球の最前線」**なのです。
❄️ 1分でわかる!グリーンランドの基本

まず、この島の意外なプロフィールを整理しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 広さ | 日本の約6倍!(世界最大の島) |
| 人口 | 約5.6万人(東京のドーム球場1個分くらい) |
| 所属 | デンマーク王国の自治領(かなり自由な自治権) |
| 環境 | 80%が分厚い氷(氷床) |
🗺️ グリーンランドを巡る主要国の動向比較(2026年時点)
トランプ政権の再浮上と、それに反発する欧州、虎視眈々と資源を狙う中国の三つ巴の構図となっています。
| 項目 | 米国(トランプ政権) | デンマーク・EU | 中国 |
| 主な狙い | 安全保障、希少金属、水資源、北極圏の独占 | 主権維持、環境保護、同盟の安定 | 資源確保、北極航路の利権、影響力拡大 |
| 戦略的アプローチ | 「買収」の再提案。国防総省による直接的な軍事・経済介入 | 「主権は譲れない」と反発。防衛予算増額とNATO枠組みの強調 | 「氷上のシルクロード」構想。インフラ投資による外交攻勢 |
| 飲料水への視点 | 将来の北米の水不足に備えた「巨大な貯水池」として確保 | 独自の輸出産業として育成。経済的自立の柱とする | 採水・輸送技術の提供を通じたプレゼンスの向上 |
| 主要拠点・関心事 | ピトゥフィク(旧チューレ)空軍基地の強化、ミサイル防衛 | 北極司令部(JACO)の能力向上、グリーンランド自治政府の支持 | レアアース鉱山(クバネフェルド等)への出資・影響力行使 |
| 現在のリスク | 欧州同盟国との関係悪化、強硬姿勢による現地の反米感情 | 自治政府の独立運動による「王国解体」の危機 | 米国の制裁・ブロックによる投資案件の凍結・撤退 |
🔍 各国の詳細な立場
米国:安全保障と「資源の自国囲い込み」
2026年1月、ホワイトハウスは「グリーンランドは北米大陸の一部であり、国防上不可欠である」との論理を強めています。
特に中国のレアアース独占を打破するため、世界有数の埋蔵量を誇るタンブリーズ鉱山などの権益確保に必死です。
飲料水についても、気候変動で不安定化した米国内の農業・産業用水を補完する「究極のバックアップ」として位置づけています。
デンマーク・EU:欧州の「防波堤」としての誇り
デンマークのフレデリクセン首相は、2026年の年頭演説で「グリーンランドは売り物ではない」と改めて断言しました。
EU諸国も、米国によるグリーンランド買収を「主権国家に対する暴挙」と非難し、共同で資源開発を支援する枠組みを急いでいます。
中国:静かなる「極地大国」への野心
米国からの直接的な干渉を受けつつも、中国は民間企業を通じたインフラ投資や科学調査名目での進出を続けています。
北極航路が夏場に完全開通する未来を見据え、グリーンランドをその重要な寄港地にする狙いがあります。
🎨 伝統と現代が混ざり合う「文化」
グリーンランドの魅力は資源だけではありません。
- イヌイットの誇り:
人口の9割が先住民。今も犬ぞりで狩りをする伝統を守っています。 - カラフルな街並み:
氷の白に映える、赤や青の家がとってもフォトジェニック! - 絶品!?珍味:
海鳥をアザラシの中で発酵させた「キビヤック」など、過酷な環境で生き抜く知恵が詰まった食文化があります。

✈️ 日本からのアクセス(主な2ルート)
日本からグリーンランドへは、残念ながら直行便がありません。
2026年1月現在、首都ヌークの国際空港拡張が進んでいますが、現時点では
**「デンマーク経由」または「アイスランド経由」**が一般的なルートです。
具体的な行き方とおすすめの時期を整理しました。
(移動には合計で20時間〜30時間ほどかかる長旅となります✈️)
1. デンマーク(コペンハーゲン)経由:最も一般的
- 日本(成田/羽田) ⇒ コペンハーゲン
- スカンジナビア航空(SAS)やフィンエアーなどでコペンハーゲンへ向かいます(約13〜15時間)。
- コペンハーゲン ⇒ グリーンランド(カンゲルルススアーク または ヌーク)
- グリーンランド航空(Air Greenland)に乗り換え。
- 主要な玄関口は**カンゲルルススアーク(Kangerlussuaq)**でしたが、
2024年末以降、**ヌーク(Nuuk)**の国際空港が大型化されたため、
ヌークへの直行便も増えています(約4.5〜5時間)。
2. アイスランド(レイキャビク)経由:観光を兼ねる
- 日本(成田/羽田) ⇒ 欧州主要都市 ⇒ レイキャビク
- アイスランドまでは直行便がないため、ロンドンやパリ、ヘルシンキなどを経由します。
- レイキャビク ⇒ グリーンランド(イルリサット、ヌーク、クルスックなど)
- アイスランド航空(Icelandair)が小型機で各地へ飛ばしています。
所要時間は約2〜3時間と短く、アイスランド観光とセットにする場合に便利です。
- アイスランド航空(Icelandair)が小型機で各地へ飛ばしています。
🌑 2026年8月12日、グリーンランドが「漆黒」に染まる。
2026年、グリーンランドが世界中から注目されるもう一つの大きな理由。
それが、**8月12日に発生する「皆既日食」**です。
今回の皆既日食は、北極海からグリーンランド、アイスランド、そしてスペインへと抜けるルートを通りますが、その中でも**「最もドラマチックな観測地」**と言われているのがグリーンランドです。
なぜグリーンランドが「最高」の観測地なのか?
- 「白夜」の中で起こる日食:
8月のグリーンランドは、太陽がほとんど沈まない「白夜」のシーズン。明るい白銀の世界が、数分間だけ突如として深い闇に包まれる光景は、地球上でもここでしか見られない神話的な体験になります。 - 巨大氷山とのコラボレーション:
漆黒の太陽(コロナ)が、巨大な氷山やフィヨルドの背後に浮かび上がる姿は、写真家や天文ファンにとって「一生に一度のシャッターチャンス」です。 - 観測のチャンスは「東海岸」:
今回の皆既日食の通り道(皆既帯)は、グリーンランドの**東側(スコアズビー・サウンドやブロッセビル海岸付近)**を通過します。
2026年8月、現地の状況はどうなる?
2026年1月現在、すでに世界中の冒険クルーズ会社がこの日を目指した特別ツアーを発表しており、100万円を超える豪華クルーズが次々と完売しています。
💡 旅のヒント: 陸路での移動が困難な東部で見られるため、観測にはアイスランドから出発する「遠征用クルーズ船」を利用するのが一般的です。
8月12日当日、東グリーンランドの海上には、最新鋭の観測船が集結することになるでしょう。
アイスランド皆既日食観測と王道ハイライト(定番観光と氷河クルーズ)
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📅 おすすめの時期
グリーンランドは「何をしたいか」によってベストシーズンが明確に分かれます。
① 夏:6月 〜 8月(ベストシーズン)
- 目的: ハイキング、氷河クルーズ、ホエールウォッチング、白夜体験
- 魅力: 24時間太陽が沈まない「白夜」が体験でき、気温も5℃〜15℃程度と過ごしやすくなります。
高山植物が咲き、氷山が崩落する迫力ある姿を見られるのはこの時期です。
② 冬:2月 〜 4月
- 目的: 犬ぞり体験、オーロラ鑑賞
- 魅力: 12月〜1月は太陽が昇らない「極夜」で非常に暗く極寒ですが、2月以降は日が長くなり、
アクティビティがしやすくなります。
空気が澄んでいるため、世界最高レベルのオーロラが見られます。
💡 旅のヒント(2026年版)
- 航空券の予約: グリーンランド航空は便数が限られており、直前は非常に高額(往復30万円〜)になるため、半年以上前の予約を強くおすすめします。
- 服装: 夏でも氷河周辺は日本の冬並みに冷えます。「重ね着(レイヤリング)」が基本です。
- 新空港の活用: 2026年中に**イルリサット(Ilulissat)**の空港も国際線対応に向けて拡張が予定されており、より直接的に観光拠点へアクセスできるようになりつつあります。
地政学的な注目度が高まっている今、グリーンランドの圧倒的な大自然を体感するのは非常に貴重な経験になるはずです。
📍 まとめ:グリーンランドは「地球の未来」
グリーンランドは今、「温暖化の最前線」であり、「資源争奪戦の主戦場」です。
- **氷の国なのに「緑の島」**という名前のギャップ萌え。
- **日本とは「エビとえんがわ」**で深くつながっている。
- トランプ氏が欲しがるほどの軍事・資源的価値がある。
この島が独立するのか、アメリカの影響を受けるのか。これからのニュースを見る目が変わるはずです!
筆者考察
💡私がグリーンランドに興味を持ったのが、下記の越境3.0さんの動画を見てからでした。
越境3.0さん世界情勢の説明がとてもわかりやすく、勉強させてもらっています。
下記動画を見ればトランプ大統領がなぜグリーンランドを欲しがるかが見えてきます。
アメリカが欲しがるほど魅力的な島って事ですよね。
日本ももっと視野を広げてこういう所へ支援や援助をすれば良いのにと思いました。
規模こそ違えど、同じ島国だし沢山のことが共有できそうですけどね。
上記、越境3.0チャンネルさん、難しい中東地域や東アジアなどの世界情勢もわかりやすく解説されている、
大人のあなたにおすすめのyoutubeチャンネルです。
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(本当にお得なのでその際はお見逃しなく!)
石田さんが企画するツアーで視聴者の方々とグリーンランドへ行ってきたお話などとても興味深かったです。
グリーンランドが親日でいてくれる間に一回は行ってみたいですね。
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