2026年9月30日(水)昼版|最終更新|
気象庁 30日12時45分発表/米軍JTWC 30日12時発表(警報第28号)
台風26号「スリゲ」は、30日12時現在、日本の南(北緯30.6度・東経138.1度)を北東へ時速15kmで進んでいます。中心気圧は1000hPa、最大風速18m/s(瞬間25m/s)。ピークだった28日15時の955hPa・45m/sから、約2日でここまで弱まりました。
沖縄本島からも大東島地方からも、もう遠く離れています。24日朝の“嘘みたいな晴れ”から6日。沖縄にとっての山場は、越えました。
気象庁の最新予報では、1日(木)0時に青ヶ島の南西約90km、12時に八丈島の東北東約100kmを通り、2日(金)9時に温帯低気圧に変わる見込みです。台風としては弱くなりましたが、伊豆諸島のごく近くを通る予報です。
23日の早朝に熱帯低気圧bとして書き始めたこの記事は、今回の更新で最後にします。
この記事では、気象庁・米軍(JTWC)の最新の予報と、27日午前の予報との「答え合わせ」をまとめます。
更新履歴
- 9月30日(水)昼:
最終更新。気象庁30日12時45分発表と、米軍JTWC警報第28号を反映。台風は日本の南で1000hPa・最大風速18m/sまで弱まり、予報は2日(金)9時に温帯低気圧へ。伊豆諸島に近づく1日(木)が最後の山場です。
27日午前の予報との答え合わせを追加。「今日やっておくこと」「飛行機・学校・スーパー・病院」の案内は役目を終えたため削除し、ヨーロッパ(ECMWF)・「暴風域に入る確率」の図も外しました。この記事の更新はこれで終了です - 9月27日(日)午前:
気象庁27日9時50分発表を反映。台風は予報より一段強く発達し、27日18時〜28日3時は「非常に強い」勢力の予想に。本島への最接近は約145km→約120km、時刻は27日(日)の夕方〜夜になりました。
米軍JTWCの警報第15号(ピークを95ノットに上方修正)、ヨーロッパの最新予想、気象庁の進路図・「暴風域に入る確率」をすべて差し替え。28日(月)の学校の休校情報を追加し、「やっておくこと」を接近当日向けに書き直しました - 9月26日(土)昼:
気象庁26日9時45分発表を反映。予報がさらに東へ寄り、本島付近の山場が29〜30日→27日(日)夜〜28日(月)未明へ前倒しに。
米軍JTWCの警報第12号、ヨーロッパの最新予想、気象庁の進路図・「暴風域に入る確率」を差し替え。予報期間が10月1日(木)9時まで延び、本土の太平洋側にも暴風警戒域がかかりました。飛行機・スーパー・病院の情報を追加 - 9月24日(木)朝:
気象庁24日6時45分発表を反映。予報期間が29日(火)3時まで延び、進路が東寄り(本島寄り)に修正。
米軍JTWCの警報第3号(熱帯暴風雨に格上げ)、ヨーロッパの最新予想、気象庁の進路図・確率図を差し替えました - 9月23日(水)夜:
台風26号「スリゲ」の発生を反映(気象庁22時05分発表)。
28日の進む向きが「北西」→「北」に変わり、沖縄本島も暴風警戒域の内側へ。
米軍JTWCの正式警報と、ヨーロッパの最新予想に差し替えました。
※米軍の番号は「26W」ではなく「25W」でした。朝の版の記載を訂正します - 9月23日(水)9時台:
台風になった場合のアジア名「スリゲ」と、その由来を追記 - 9月23日(水)8時台:
気象庁23日7時15分発表を反映。ヨーロッパ(ECMWF)の進路予想と「暴風域に入る確率」を追加。
山場が27日→28日以降にずれました - 9月23日(水)早朝:
記事公開(熱帯低気圧b/気象庁23日1時15分発表・米軍JTWC発生警報)
23日に書き始めたとき、争点は「北へ曲がるか、南で居座るか」でした。結果は北。台風は沖縄の東の海上を抜けて、28日15時には南大東島の北北東約160km、今日は日本の南を北東へ進んでいます。GFSが描いていた「南西へ引き戻される」筋書きは、現実になりませんでした。米軍がAIモデルの合意に寄せた進路の読みは、当たりです。
強さは、場面で勝者が変わりました。ピークは気象庁。予報の955hPa・45m/sに対して、28日15時の実況もぴたり955hPa・45m/sで、「非常に強い」を予報より少し長く保ちました。一方、弱まり方はヨーロッパ。27日午前の時点で、気象庁は30日9時に980hPa・35m/s、米軍は30日3時に70ノット(約36m/s)と見ていましたが、実際は1000hPa・18m/s。「日本の南で急にしぼむ」と読んでいたヨーロッパ(999hPa・18m/s)が、いちばん近い結果でした。
つまり今回は、進路は3機関ともほぼ合格、ピークは気象庁、しぼみ方はヨーロッパ。1つの機関が全部を当てたわけではありませんでした。だからこそ、並べて読んで「どこで割れているか」を見るやり方が、今回も役に立ったと思っています。
最後に、いちばん大事なことを。台風としては弱くなりましたが、伊豆諸島のごく近くを通る予報です。「弱いから大丈夫」と決めつけず、気象庁の最新の警報・注意報を確認してください。あくまで一県民の見立てで、予報ではありません。
【結論】台風26号(スリゲ)の進路予想・最終まとめ
- 現在:30日12時、日本の南(北緯30.6度・東経138.1度)を北東へ15km/h。1000hPa・最大風速18m/s(瞬間25m/s)。28日15時の955hPa・45m/sから大きく弱まった
- 沖縄:台風は本島の東を抜け、28日15時には南大東島の北北東約160kmへ。気象庁は28日16時30分の解説で「沖縄地方から次第に遠ざかっています」と伝えた。台風本体による危険は過ぎた(警報・注意報の最新状況は沖縄気象台で確認を)
- 今後の進路:1日(木)0時に青ヶ島の南西約90km → 12時に八丈島の東北東約100km → 2日(金)9時に温帯低気圧(日本の東)
- 伊豆諸島:1日(木)未明〜昼が最後の山場。予報の線は青ヶ島・八丈島のごく近く(数km〜40km程度、筆者概算)を通り、島々は予報円の内側。最大風速18m/sと台風としては弱いが、強風と高波に注意
- 関東・東海・紀伊半島の太平洋側:中心は離れて通る。米軍の予報線から計算した最接近は、横須賀・成田空港で約233km(1日10〜12時ごろ)
- 米軍(JTWC):警報第28号。勢力は35ノット(約18m/s)に下方修正。30日夜から温帯低気圧化が始まり、1日21時には温帯低気圧
- この記事:更新はこれで終了
台風26号の現在地と勢力(30日12時)
位置は日本の南、北緯30.6度・東経138.1度(青ヶ島の南西約260km、筆者概算)。ピークだった28日15時の955hPaから、約2日で45hPa上がりました。最大風速も45m/sから18m/sへ。
気象庁の強さの階級(「強い」「非常に強い」など)がつかない勢力になり、暴風域(風速25m/s以上)もありません。風速15m/s以上の強風域が、中心から全域で半径165kmです。
台風の目安は最大風速17m/s以上。今の18m/sは、そのぎりぎりです。
気象庁の進路予想:1日未明に青ヶ島・八丈島の近く、2日9時に温帯低気圧へ

気象庁が30日12時45分に発表した予報を、時系列で並べるとこうなります。
これから台風は、北北東→北東へ向きを変え、少しずつ足を速めながら伊豆諸島へ向かいます。
気象庁の予報の位置を線で結ぶと、台風の中心は、青ヶ島には数km、八丈島には40km前後まで近づく計算です(筆者概算)。1日0時の予報円は半径75km、12時は120kmあるので、実際の位置はこの範囲でずれます。青ヶ島も八丈島も、予報円の内側に入ります。
最大風速は18m/sですが、島では海の上をそのまま風が吹き抜けます。「弱い台風」でも、強風と高波への備えは必要です。
27日午前の予報からの変化は、主にこの4つです。
- 勢力:27日の予報(30日9時に980hPa・35m/s)に対し、実況は1000hPa・18m/s。予報よりかなり弱くなりました
- 進路:本島の東を抜けて北東へ。大枠は27日の予報どおりです(28日15時の実況は南大東島の北北東約160km)
- 温帯低気圧化:気象庁は2日(金)9時に温帯低気圧へ変わると発表
- 伊豆諸島との距離:27日の予報(1日9時に八丈島の南東約110km)より近づき、予報の線は青ヶ島・八丈島のごく近くを通る計算に(筆者概算)
米軍(JTWC)の予報:勢力を35ノットに下方修正、1日から温帯低気圧化へ

米軍の合同台風警報センター(JTWC)は、30日12時(日本時間)に警報第28号を出しました。米軍での呼び名は引き続き「25W」です。
強さは35ノット(約18m/s)。米軍は64ノット以上だけを「台風(Typhoon)」と呼ぶので、今は「熱帯暴風雨」の扱いです。27日には95ノットと予想していましたから、ずいぶんしぼみました。
理由は、環境の悪化です。上空の風のズレ(鉛直シア)が20〜25ノットと強く、乾いた空気も入り込んでいます。雲の活動は南東側に偏っていて、米軍は「発達には不利」と評価。今回、勢力の見立てを35ノットに下げ、熱帯低気圧まで弱まる可能性にも触れています。
台風が本州の南を通るあいだ、本州の南岸ぞいには25〜30ノット(約13〜15m/s)の東寄りの風が強まっている、という解説もありました(気圧の差が大きくなるため)。
※時刻は日本時間。風速は1分間平均で、気象庁(10分間平均)より1割前後大きく出ます
米軍の予報は、気象庁より2〜3時間早いだけで、進路はほぼ同じです。米軍は、温帯低気圧に変わる途中で、上空の気流の助けを借りて1日21時に40ノットへ、わずかに再発達すると予想しています。「温帯低気圧になれば静か」とは限らない、ということです。
モデル同士のばらつきは小さく、進路の確度は72時間先まで「高い」。27日は「中」でしたから、予報がだいぶ固まりました。米軍は最後まで、AIモデルの合意の近くに予報線を置いていました。
米軍の予報線から計算した「最接近」
- 横須賀:約233km(1日10時ごろ)
- 成田空港:約233km(1日12時ごろ)
- 厚木基地・キャンプ座間:約267km(1日10時ごろ)
- キャンプ富士:約283km(1日9時ごろ)
- 横田基地:約291km(1日11時ごろ)
※警報図の最接近距離(海里)をkmに換算。時刻は日本時間。いずれも台風の中心までの距離です
関東の主な地点でも、中心までは約230〜290km。現在の強風域(半径165km)の外側を通る計算です。
本州の太平洋側は、台風本体よりも、南岸ぞいの東寄りの風と、うねりのほうに注意が向きます。
27日午前の予報と、実際どうだった?答え合わせ
27日:気象庁・米軍・ヨーロッパの3つとも「本島の東(南東)を北東へ抜ける」でそろっていた。
実況:28日15時は南大東島の北北東約160km、30日12時は日本の南を北東へ。GFSの「南で居座る・南西へ戻る」筋書きは実現せず
27日の気象庁予報:27日21時〜28日3時に955hPa・45m/s、28日9時は960hPa・40m/s。
実況:28日15時も955hPa・45m/s。予報より少し長く「非常に強い」を保った
27日:30日9時に、気象庁は980hPa・35m/s、ヨーロッパは999hPa・18m/s。米軍は30日3時に70ノット(約36m/s)。
実況:30日12時に1000hPa・18m/s(米軍の30日9時の解析は35ノット)。気象庁と米軍は、弱まりを遅く見ていた
27日:1日9時の位置は、気象庁が「八丈島の南東約110km」、ヨーロッパが「関東のはるか東の海上」。
いまの予報:1日9時ごろは八丈島の近く。気象庁はほぼ予報どおり、ヨーロッパは半日ほど早かった見込み(1日の実況が出るまでは予報どうしの比較です)
※27日午前の予報と、28日15時・30日12時の実況を比べた筆者の整理です。本島への最接近距離などは、気象庁の事後解析が出ると数字が少し変わる可能性があります
そもそも気象庁・米軍・ヨーロッパの予報は何が違うのか、どう読み比べればいいのかは、こちらで解説しています。
米軍はAIモデルを採用。気象庁・米軍・ヨーロッパの予報は、なぜ割れるのか
発生直後の台風は、機関ごとに予報が割れやすい時期です。どれを信じて動けばいいのか、予報円の正しい読み方、米軍JTWCの読み方、沖縄の暴風警報の基準まで、常設ページにまとめています。
台風の進路予想の見方を読む →台風26号の名前は「スリゲ」|由来は北朝鮮が提案した“鷲”
23日21時に台風になったことで、番号は「台風26号」、アジア名は「スリゲ(Surigae)」に決まりました。
- 呼名:スリゲ(Surigae)
- 提案国:北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)
- 意味:鷲(ワシ)の名前 ※朝鮮語で「トビ(鳶)」を指すという説もあります
- リスト番号:140個中の87番目
台風のアジア名は、国際機関「台風委員会」の加盟国・地域が持ち寄った140個のリストを、発生順に頭から使っていく仕組みです。
25号は中国提案の「ドゥージェン(つつじ)」でした。
その次の87番目がスリゲ、というだけの話で、名前の並びに政治的な意味合いはありません。
「スリゲ」は引退した名前の後任
実はスリゲ、比較的新しい名前です。
もともとこの87番目の枠には、同じ北朝鮮提案の「ムジゲ(虹)」が入っていました。
2015年の台風22号ムジゲがフィリピンと中国・広東省で大きな被害を出したため、この名前はリストから引退。
その後任として入ったのがスリゲです。
初登場は2021年の台風2号。
このときのスリゲは中心気圧895hPaまで発達し、900hPaを切った台風としては2016年の台風14号以来5年ぶりでした。
ただし日本には上陸せず、沖縄のはるか南で北東へ向きを変えて去っています。
念のため書いておくと、名前と勢力のあいだに因果関係はありません。
「スリゲだから強くなる」という話ではないので、そこは安心してください。名前はあくまで順番待ちの結果です。
ちなみに、この先に控えているのは27号が香港提案の「チョーイワン(彩雲)」、28号が日本提案の「コグマ(こぐま座)」。
日本の提案名は星座シリーズなので、順番が回ってくると少しだけ和みます。
伊豆諸島・本州の方へ:1日(木)までの備え
- 沖縄の方:台風本体の影響は過ぎました。台風のあとも、うねりが残ることがあります。船便や海のレジャーは、最新の運航・遊泳の案内を確認してから
- 青ヶ島・八丈島の方:山場は1日(木)未明〜昼。強風域(風速15m/s以上)に入り、海は荒れる見込みです。日があるうちに、外の物の片づけと見回りを。船や飛行機の運航は、各社の案内で確認してください
- 「温帯低気圧になれば安心」ではありません:変わる途中で、風が一時的に強まることもあります(米軍は1日21時に約20m/sへのわずかな再発達を予想。ただしその頃は日本の東の海上です)。気象庁の警報・注意報が解除されるまでは、油断しないでください
- 関東・東海・紀伊半島の太平洋側:台風の中心は約230〜290km離れて通る計算です。ただ、南岸ぞいの東寄りの風(約13〜15m/s)とうねりが予想されています。海辺のレジャーは控えめに
- 「25W」と「26号」は同じ台風:SNSでは米軍の番号も飛び交います。どの機関の、何時の発表かを確認してください
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台風26号についてよくある質問
- Q台風26号はいつ発生しましたか?
- A
9月23日(水)21時、フィリピンの東の海上で発生しました。
前日から「熱帯低気圧b」として監視されていたものが発達したもので、発生時の中心気圧は1004hPa、最大風速は18m/sです。
- Q台風26号の名前(アジア名)は何ですか?
- A
「スリゲ(Surigae)」です。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名前で、意味は「鷲(ワシ)の名前」。140個あるアジア名リストの87番目にあたります。
2015年の台風22号で被害を出して引退した「ムジゲ(虹)」の後任として加わった名前で、初登場は2021年の台風2号でした。
- Q台風26号は今どこにいますか?今後の進路は?
- A
9月30日12時現在、日本の南(北緯30.6度・東経138.1度)を北東へ時速15kmで進んでいます。中心気圧は1000hPa、最大風速は18m/s(最大瞬間風速25m/s)です。
気象庁の予報では、1日(木)0時に青ヶ島の南西約90km、12時に八丈島の東北東約100kmを通り、2日(金)9時に温帯低気圧に変わって日本の東へ進む見込みです。
- Q台風26号は沖縄に影響しましたか?
- A
台風は27日(日)に沖縄本島の南東〜東南東の海上を北東へ進み、28日15時には南大東島の北北東約160kmに達しました。気象庁は28日16時30分の解説で、沖縄地方から次第に遠ざかっていると伝えています。28日は最大風速18m/s(最大瞬間風速30m/s)の強風とうねりを伴う波6m、29日は波5mの見込みでした。
実際の警報・注意報や各地の状況は、沖縄気象台や自治体の発表で確認してください。
- Q台風26号は本州に影響しますか?
- A
台風の中心は本州の太平洋岸から離れて通る予報ですが、伊豆諸島は近くを通ります。気象庁の予報では、1日(木)0時に青ヶ島の南西約90km、12時に八丈島の東北東約100kmで、予報の線は青ヶ島・八丈島のごく近くを通る計算です(筆者概算)。
関東では、米軍の予報線から計算した最接近距離が、横須賀・成田空港で約233km(1日10〜12時ごろ)です。勢力は最大風速18m/sまで弱まっていますが、伊豆諸島では強風と高波に、本州の太平洋側でも海上の風とうねりに注意してください。
- Q台風26号はいつ温帯低気圧になりますか?
- A
気象庁の予報では、2日(金)9時に温帯低気圧に変わり、日本の東を進む見込みです。米軍(JTWC)はもう少し早く、30日夜から温帯低気圧への変化が始まり、1日9時には「変わりつつある」、1日21時には温帯低気圧になる予想です。
台風の目安は最大風速17m/s以上で、現在は18m/sとぎりぎりです。米軍は、熱帯低気圧に弱まる可能性にも触れています。
- Q気象庁・米軍・ヨーロッパの予報は当たりましたか?
- A
27日午前の予報と、28日15時・30日12時の実況を比べると、進路は3機関ともほぼ的中でした。ピークの勢力(955hPa・45m/s)は気象庁の予報どおり。その後の弱まり方は、「日本の南で急にしぼむ」と見ていたヨーロッパ(30日9時に999hPa・18m/s)がいちばん近く、気象庁(980hPa・35m/s)と米軍(30日3時に70ノット)は弱まりを遅く見ていました。
本土付近の速さは、ヨーロッパが半日ほど早く、気象庁は概ね予報どおりの見込みです。
- Q米軍の「25W」と気象庁の「台風26号」は同じ台風ですか?
- A
はい、同じ台風です。
気象庁は台風(最大風速17m/s以上)になったものだけに番号をつけ、米軍は自分たちが警報を出した熱帯低気圧に番号をつけるため、番号がずれることがあります。
まとめ
台風26号「スリゲ」は、30日12時現在、日本の南を北東へ進んでいます。1000hPa・最大風速18m/sまで弱まり、沖縄からは遠く離れました。
これから注意が必要なのは伊豆諸島です。1日(木)0時に青ヶ島の南西約90km、12時に八丈島の東北東約100kmを通り、2日(金)9時ごろに温帯低気圧へ。中心はごく近くを通る計算なので、台風としては弱くても、強風と高波には備えてください。
23日の早朝、熱帯低気圧bとして書き始めてから1週間あまり。進路は、AIモデルの合意に寄せた米軍の読みどおりでした。ピークの勢力は気象庁、弱まり方はヨーロッパ。今回は、どれか一つが全部を当てたわけではありません。だから、並べて読む意味があるのだと思います。
この記事の更新は、これで終了です。沖縄の目線で、煽らず、でも見落とさず。次の台風は、新しい記事でお会いしましょう。
台風のたびに、備えて、見守って、片づけて。沖縄の皆さん、おつかれさまでした。
- 台風30号(熱帯低気圧a)進路予想|13年ぶりの30号は沖縄に来る?米軍JTWC・ヨーロッパ・気象庁を比較

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- 台風の進路予想の見方|気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパ(ECMWF)・GFSの違いと、暴風警報で会社・学校はどうなるか

信頼できる情報源
- 気象庁「台風第26号」2026年9月30日12時45分発表(30日12時の実況と予報)
- 気象庁「全般気象解説情報(台風第26号)第9号」2026年9月28日16時30分発表
- 米軍合同台風警報センター(JTWC)熱帯暴風雨25W(スリゲ)警報第28号(30日12時発表)と、その予報根拠
- 27日午前時点の予報:この記事の27日午前版(気象庁27日9時50分発表、JTWC警報第15号、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)27日朝の確認)
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