「国会議員の資産が0円だった」──そんな資産公開が、毎年のように話題になります。
一方で、G7首脳や海外の政治家の資産は、億円・兆円単位で報じられることも珍しくありません。
なぜ、日本の国会議員だけ資産が極端に少なく見えるのか。
最新の資産ランキングと“資産0円”議員の実例、そして海外との制度比較から、その理由をわかりやすく読み解きます。
「国会議員の資産公開」がニュースになるたび、SNSではこんな声が飛び交います。
「え、資産0円って本当?」
「政治家って実は金持ちじゃないの?」
「世界の富豪と比べたらどうなの?」
そこで今回は、
① 世界の超富豪
② 日本の富豪ランキング
③ 国会議員の資産公開
④ 海外の政治家との制度比較
⑤ G7首脳の資産ランキング
――これらを一気に並べて、「お金の見え方」の正体を整理します。
Forbesの世界長者番付を見ると、もはや金額の感覚が壊れます。
彼らの資産は数千億ドル(=数十兆円)規模。
個人の資産が「中規模国家のGDP」を超える世界です。
👉 ポイント
世界の富豪=
✔ 株式
✔ 非上場株
✔ テクノロジー企業の評価額
が資産の大半。
現金より「会社の価値」がそのまま資産になります。
日本に目を向けても状況は同じ。
日本トップ10だけで数十兆円規模です。
つまり
👉「日本は金持ちが少ない」は完全に誤解
👉 富は“一部の超富裕層”に集中
ここで一気にスケールが変わります。
| 順位 | 議員名 | 所属政党 | 院 | 推定資産額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 麻生 太郎 | 自由民主党 | 衆議院 | 約6.01億円 |
| 2 | 古川 俊治 | 自由民主党 | 参議院 | 約5.88億円 |
| 3 | 逢沢 一郎 | 自由民主党 | 衆議院 | 約5.65億円 |
| 4 | 高木 宏寿 | 自由民主党 | 衆議院 | 約5.46億円 |
| 5 | 原田 英克 | 立憲民主党 | 参議院 | 約4.39億円 |
| 6 | 安野 貴博 | チームみらい | 参議院 | 約3.61億円 |
| 7 | 百田 尚樹 | 日本保守党 | 参議院 | 約2.35億円 |
🔎 補足
これを見て
「え?安くない?」
と感じた人、多いはずです。
ここが最大の誤解ポイント。
重要な点なので、まず前提をはっきりさせます。
⚠️「資産0円」は
“本当に無一文”という意味ではありません。
日本の資産公開制度上、公開対象に該当する資産がなかったという意味です。
そのうえで、直近の資産公開で「資産0円」と報告し、報道で話題になった主な国会議員の例を一覧表にします。
| 議員名 | 所属政党(当時) | 院 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 小泉 進次郎 | 自由民主党 | 衆議院 | 普通預金は公開対象外/不動産なし |
| 河野 太郎 | 自由民主党 | 衆議院 | 現金・普通預金は非公開扱い |
| 枝野 幸男 | 立憲民主党 | 衆議院 | 有価証券・不動産の公開対象なし |
| 山本 太郎 | れいわ新選組 | 参議院 | 動産・普通預金中心 |
| 石丸 伸二 | (当時)無所属 | 参議院 | 不動産・株式の公開対象なし |
| 玉木 雄一郎 | 国民民主党 | 衆議院 | 定期預金・不動産の公開対象なし |
| 福島 瑞穂 | 社民党 | 参議院 | 長年「0円」報告で知られる |
※ 年度によって増減あり
※ あくまで公開制度上の申告結果
日本の国会議員資産公開制度では、次が公開対象外です👇
👉
「普通預金だけ」「賃貸暮らし」「株を持たない」
この条件が揃うと、合法的に資産0円になります。
日本の資産公開は、
つまり…
👉 制度上「書かなくていい資産」が多い
👉 結果として「0円」「数百万円」になるケースがある
= 無一文とは限らない
ここがSNSで炎上しやすい理由です。
「資産0円議員=清貧」とは限らない。
日本の資産公開制度は“見えない資産”を大量に残す仕組みになっている。
「日本は特殊なの?」
答えは YESでもあり、NOでもある。
👉 日本だけが特別に甘いわけではない
👉 ただし「見やすさ」は正直かなり弱い
| 順位 | 国 | 首脳 | 役職 | 推定純資産(約) | 主な情報源 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 🇺🇸 アメリカ | ドナルド・トランプ | 大統領 | 約 73億ドル(約1.1兆円) | Forbes JAPAN |
| 2 | 🇬🇧 イギリス | キーア・スターマー | 首相 | 約 700万〜1,500万ポンド(約9,000万円〜2.2億円) | The Times of India ほか |
| 3 | 🇯🇵 日本 | 高市早苗 | 内閣総理大臣 | 約 3,210万円(約0.022億ドル) | Nippon.com(内閣資産公開) |
| 4 | 🇫🇷 フランス | フランス大統領 | 大統領 | 数百万ドル台(推定) | 一般公開情報なし* |
| 5 | 🇩🇪 ドイツ | ドイツ首相 | 首相 | 数百万ドル台(推定) | 公開情報なし* |
| 6 | 🇮🇹 イタリア | イタリア首相 | 首相 | 数百万ドル台(推定) | 公開情報なし* |
| 7 | 🇨🇦 カナダ | カナダ首相 | 首相 | 数百万ドル台(推定) | 公開情報なし* |
※ 注記
| 指標 | 推定純資産 |
|---|---|
| トランプ(USA) | 約1.1兆円 |
| スターマー(UK) | 約1〜2億円台 |
| 高市早苗(JPN) | 約0.03億円台 |
| 他G7首脳(概算) | 数百万〜数千万ドル台 |
1. 資産の形が違う
・ビジネスオーナーや投資家出身の政治家は、株式・不動産・事業収益が資産に含まれる(例:トランプ)。
・キャリア政治家は給与や退職金・年金中心で分散しており、資産は比較的小さい。
2. 国ごとの公開制度の差
・アメリカ:財務開示が義務化されているが、範囲や形式が独自。
・イギリス:税申告や所有資産は公開されているが詳細は推定ベースも多い。
・日本:本人名義の一部資産だけ公開という制度のため「公式値=実質値」とは限らない。
このため、同じ「G7首脳」という肩書でも見える数字の大きさの背後には制度と政治文化の違いがあるのです。
👉 多くの首脳は「富豪」というより「上位中流〜富裕層」
ここまで整理すると、見えてくるのはこの3点👇
→ 桁違い。政治とは別世界
→ 実資産より“公開制度が限定的”
→ 「金持ちかどうか」より
→ どこまで見えるか・検証できるか
「政治とカネ」は感情的になりがちですが、
数字・制度・比較で見ると、意外と冷静に理解できます。
次に資産公開ニュースを見たとき、
きっと見え方が変わるはずです。
お金に余裕のある超大富豪の方がカネのために政治をしなさそうで理想だと思うんですけど・・・
自身の金儲けの為に政治家を志すような方は、是非ともご退場願いたいものです😤
国会議員の資産公開とかもう要らないので、もっと大事な事(減税とか)に時間を使って欲しいですね。
This website uses cookies.