リブランドした【ジャガー】奇抜すぎる?!コンセプトモデル「タイプ00」発表:未来を見据えた大胆な挑戦は成功するか!?内外装チェックと「まとめ」

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あまりに大胆!ロゴも一新!これがジャガーの新しいデザイン!

2024年11月19日、ジャガーは新たなブランドイメージとデザインコンセプトを発表しました。

ジャガーは長い歴史と伝統を持つ英国の高級車ブランドとして知られていますが、近年は売上低迷や競争激化により、存続が危ぶまれる状況にありました。
そんな中、ジャガーが打ち出したのが、大胆なリブランドとともに発表された新型コンセプトモデル「タイプ00」です。
このモデルは、2025年に発売予定のジャガー初の専用電動車(EV)のベースとして注目を集めています。
今回は、この「タイプ00」の詳細や、ジャガーの未来への展望について掘り下げていきましょう。

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ジャガーのリブランド戦略

2023年、ジャガーは大胆なリブランドを敢行し、話題をさらいました。
ロゴデザインを一新し、特に注目を集めたのは「ジャンピングジャガー」以外の旧ロゴをすべて刷新した点です。

この動きにより、YouTubeではリブランド発表動画がわずか2週間で270万回以上再生され、世界中の主要メディアで取り上げられるなど、瞬く間に話題になりました。

さらに、公式Instagramアカウントから過去の投稿をすべて削除し、新しいロゴとリブランド関連の写真だけを投稿するという徹底ぶりも見られました。
このリブランド戦略の賛否は分かれていますが、確実に注目を集めることには成功しています。

「タイプ00」の斬新なデザイン

今回発表されたコンセプトカー「タイプ00」は、これまでのジャガーとは一線を画すデザインで、ピンクのボディカラーに真鍮のゴールドをあしらった大胆な外観が特徴です。

これまでの男性的なイメージから一転し、性別を意識させない洗練されたデザインに仕上がっています。
その外観は、水平ラインを多用した未来的なスタイルで、まるで建築物のような印象を与えます。

また、前面バンパーはロールス・ロイスのファントムを彷彿とさせ、ヘッドライトにはBMW 7シリーズやアウディA6の要素が取り入れられています。

一方で、側面はテスラ・サイバートラックとクライスラー・クロスファイアが融合したような個性的なラインが特徴です。

この独特なデザインは「サイバーパンク的」とも評され、近未来の車のビジョンを示しています。
特に、リアには窓がなく、代わりにメタルパネルが採用され、テールランプも水平ラインに隠れる形で配置されています。

特筆すべきはそのサイズ感で、全長5m、全幅2m超、ホイールベースは3.1mという巨大なボディ。
電気自動車であるにも関わらず、伝統的なロングノーズのスタイルを継承し、過去のEタイプを彷彿とさせます。

ミニマリズムを極めた内装

内装もまた、「タイプ00」の革新性を象徴しています。
白を基調としたシンプルな空間に、真鍮のスパインがキャビン全体を貫くデザインは、まるで高級スパや洗練されたモダンバスルームを思わせます。
ステアリングホイールは、テスラ・サイバートラックのものを滑らかにしたような形状で、未来感が漂います。

また、ユニークな要素として、車内のムードライトや香り、ディスプレイのグラフィックを変える特別な「トーテムキー」が用意されています。
このキーは真鍮や石灰岩などの素材で作られており、ただのキーではなく、ドライビング体験そのものをカスタマイズするアイテムです。

ジャガーのEV戦略と新プラットフォーム「JEA」

「タイプ00」は、ジャガーが新たに開発したEV専用プラットフォーム「JEA(Jaguar Electric Architecture)」を採用します。
このプラットフォームは、最大航続距離約480マイル(約770キロメートル)を実現する予定で、急速充電によって15分で約200マイル(約320キロメートル)の走行距離を追加できると発表されています。
これは、EV市場においても競争力のあるスペックです。

ジャガーはこの「JEA」を基盤に、今後5年間で115億ポンド(約3兆円)を投資し、複数の新型EVを展開していく計画です。

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新しいブランドイメージ「エグズモダニズム」とは?

ジャガーが掲げる新テーマ「エグズモダニズム(Exuberant Modernism)」、「活気に満ちたモダニズム」という意味。
ジャガーのチーフクリエイティブオフィサー、ジェリー・マクガバン氏は、
「ジャガーは独創性を持ち、何者もコピーしないブランドであり続ける」と語っています。
創業者ウィリアム・ライオンズ氏の理念を受け継ぎ、想像力と芸術性を追求しつつ、現代の顧客に関連するブランドを目指します。

新ロゴとフォントの刷新

ジャガーの新しいロゴは丸みを帯びたサンセリフ体で、唯一「J」のみが大文字。
これもまたジャガー専用に開発されたオリジナルフォントで、視覚的に新たなブランドの方向性を示しています。

さらに「ストライクスルー」と呼ばれるデザイン要素が取り入れられ、テールランプやエンブレムにも活用されています。

2030年までの「リ・イマジン戦略」

ジャガーは2030年までにすべての車種を電気自動車へ移行する「リ・イマジン戦略」を掲げています。
その第一歩となる量産車は2025年に発表、2026年に発売予定です。
第一弾は4ドアGTと2つのSUVで、価格は約1900万円からスタート。
高級路線への転換が明確です。


過去と未来が交差する新生ジャガーへの期待

60年の時を経て、新たな革命を起こそうとしているジャガー。
その挑戦は、伝統と革新を融合させる大胆な試みです。
「コピー・ナッシング」の理念を掲げ、過去の名車を超える未来のジャガーがどのように進化していくのか、今後の展開から目が離せません。

ジャガーの未来:リブランドの成否は?

「タイプ00」の発表とリブランドにより、ジャガーは再び世界中の注目を集めています。
この大胆な一手が、長年低迷していたジャガーを復活させる鍵となるのか、今後の動向が大いに注目されます。
過去の革新性と未来への挑戦を融合させた「タイプ00」は、単なる新型車ではなく、ジャガーの再生と未来への希望を象徴する存在と言えるでしょう。

ジャガーが挑むこのリブランドとEVへのシフトが、業界全体にどのような影響を与えるのか、そして消費者からどのような評価を受けるのか、これからのジャガーの動きに目が離せません。

ジャガーの新たな挑戦に注目し、未来のモビリティシーンを牽引する存在として応援していきたいと思います。

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