2026年9月23日(水)早朝版|気象庁 23日1時15分発表/米軍JTWC 22日13時発表
マリアナ諸島で発生した熱帯低気圧bが、24時間以内に台風へ発達する見込みです。
台風になれば「台風26号」と呼ばれます。
気象庁の予報では、週末(26〜27日)にかけて沖縄の南へ進み、「強い」勢力まで発達する予想です。
この記事では、沖縄在住の筆者が気象庁と米軍(JTWC)の予報を並べて、「先島は?」「本島は?」をなるべく平たく整理します。発表のたびに更新していきます。
更新履歴
- 9月23日(水)早朝:記事公開(熱帯低気圧b/気象庁23日1時15分発表・米軍JTWC発生警報)
9月下旬に沖縄の南から北西へ。
先島の人は「またこのコースか」、本島の人は「こっち来る?来ない?」でそわそわする、あの見慣れた構図です。
今の予報円のままなら、本島は暴風警戒域の外側ギリギリ。
ただ、私が一番引っかかっているのは27日の「北西・ゆっくり」という表記です。
台風が足を緩めるときは、たいてい居座るか、向きを変えるかの前触れ。
どちらに転ぶかで、本島も先島も話が変わります。
週末に離島へ渡る予定がある人は、キャンセル規定だけ今のうちに確認しておくのが吉。
あくまで一県民の見立てで、予報ではありません。
【結論】台風26号(熱帯低気圧b)の進路予想・現時点のまとめ
- 台風になる時期:24日(木)0時までに台風になる予想
- 進路:西北西に進み、26日(土)に沖縄の南、27日(日)には北西へゆっくり
- 勢力:27日21時に「強い」台風(中心気圧970hPa・最大瞬間風速50m/s)
- 宮古・石垣:27日時点で暴風警戒域の内側に入る予報
- 沖縄本島:27日時点では暴風警戒域のわずかに外。ただし28日以降の進路次第
熱帯低気圧bの現在地と勢力(23日0時)
位置はマリアナ諸島(北緯14.8度・東経140.2度)。グアムの西側の海上で、沖縄からはまだ2,000km以上離れています。
気象庁の進路予想:27日に「強い」勢力で沖縄の南へ

気象庁の予報を時系列で並べると、こうなります。数字が日ごとに「育っていく」のが分かります。
注目は、予報円がかなり大きいこと。
27日21時の予報円は半径440kmあり、沖縄本島から先島までがすっぽり入るサイズです。
つまり「まだ、どこを通ってもおかしくない」段階で、この図の真ん中の線を信じ込むのは早すぎます。
宮古・石垣・沖縄本島への影響は?地域別の見立て
27日21時の予報円の中心から各地までの距離を、筆者が概算しました。
暴風警戒域(半径540km)と比べると、立ち位置が見えてきます。
※27日21時の予報円の中心(北緯21.3度・東経125.7度)からの直線距離。筆者による概算で、公式の数値ではありません。
宮古島・石垣島(先島諸島)
27日の時点で、すでに暴風警戒域の内側です。
しかもその後は「北西・ゆっくり」なので、28日以降に先島へ近づく可能性があります。
先島の皆さんは、今回の本命ゾーンに入っていると考えておいた方がよさそうです。
沖縄本島
今の予報のままなら、暴風警戒域の外側です。
ただ、その差は約40km。予報円のブレ幅(半径440km)に比べれば誤差のような距離です。
さらに27日以降に台風が北や北東へ向きを変えた場合、本島寄りのコースになることもあり得ます。
「本島は大丈夫」と言い切れる段階ではありません。
本土(九州・本州)
現時点の予報期間(27日まで)では、本土に近づく予報は出ていません。
その先の進路は、西へ進むのか北東へ向きを変えるのかでまったく違ってくるため、まだ何とも言えない段階です。
米軍(JTWC)の予報:発生警報を発令、発達の可能性「高い」
米軍の合同台風警報センター(JTWC)は、22日13時(日本時間)にこの熱帯低気圧(米軍の呼び名は「Invest 91W」)へ熱帯低気圧形成警報(TCFA)を出しました。
「24時間以内に本格的な熱帯低気圧になる可能性が高い」という意味の、いわば台風の予備警報です。
- 発達の可能性:高い(HIGH)
- 海面水温:29〜30℃。台風にとっては温かいお風呂状態
- 上空の風のズレ(鉛直シア):10〜15ノットと弱め。台風が崩れにくい環境
- 推定の最大風速:28〜33ノット(約14〜17m/s)
- 進路:北西へ進むとの見立て。世界の主要モデルも24〜48時間以内の発生を示す
要するに米軍も「育つ条件はそろっている」という判断です。
JTWCは23日13時(日本時間)までに、この警報を更新するか、番号付きの正式な警報に切り替えるとしています。
正式な警報が出れば、米軍独自の進路予想が手に入るので、次回の更新で気象庁と並べて比較します。
ヨーロッパ(ECMWF)の予報
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報は、次回の更新で掲載します。
日本の気象庁より先の期間まで見られるため、「27日以降にどちらへ曲がるのか」を考える材料になります。
そもそも気象庁・米軍・ヨーロッパの予報は何が違うのか、どう読み比べればいいのかは、こちらで解説しています。
NEXT READ 台風の進路予想の読み方|気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパECMWFの違い今のうちにやっておくこと(接近5日前)
- 週末の移動予定を確認:本島と先島を結ぶ飛行機、離島フェリーの予定がある人は、欠航時の振替・払い戻しの条件をチェック
- 先島の方は早めの備えを:飲料水・電池・モバイルバッテリー・常備薬の在庫確認
- 本島の方は「点検」だけでOK:まだ買い出しは不要。ベランダの鉢植えの場所だけ頭に入れておく程度で
- 情報は発表時刻を見る:SNSで回ってくる進路図は古いことが多いので、必ず発表時刻を確認
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台風26号についてよくある質問
- Q台風26号はいつ発生しますか?
- A
9月23日時点ではまだ「熱帯低気圧b」です。
気象庁は24時間以内に台風に発達する見込みと発表しており、24日(木)0時の予報では台風になっています。台風になれば「台風26号」と呼ばれます。
- Q台風26号は沖縄本島に影響しますか?
- A
9月23日1時15分発表の気象庁予報では、27日21時時点で沖縄本島は暴風警戒域(半径540km)のわずかに外側です。
ただし27日以降は北西へゆっくり進む予報で、その後の進路次第では本島寄りになる可能性もあるため、最新の発表を確認してください。
- Q宮古島・石垣島への影響はありますか?
- A
気象庁の予報では、27日21時時点で宮古島・石垣島は暴風警戒域の内側に入っています。
台風はその後もゆっくり北西へ進む予報のため、28日以降に先島諸島へ近づく可能性があります。
- Q米軍(JTWC)の台風26号の進路予想は?
- A
米軍JTWCは22日13時(日本時間)に「Invest 91W」として熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発令し、24時間以内の発達の可能性を「高い」としています。
進路は北西へ進む見立てです。番号付きの正式な警報が出た段階で、詳しい進路予想をこの記事に追記します。
まとめ
熱帯低気圧bは、24日にも台風26号となり、週末に「強い」勢力で沖縄の南へ進む予想です。
宮古・石垣は暴風警戒域に入る予報で、本島は今のところ警戒域の外側ギリギリ。
ただし予報円はまだ大きく、27日以降の進路はどちらにも転びうる段階です。
この記事は気象庁・米軍の発表に合わせて更新します。
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