『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』2022のアートラベルを発表
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社は、
フランス人アーティスト、ジェラール・ガルースト氏が手がけた2022年のアートラベルを発表しました。
(2025年春に国内発売)
フランス・ボルドー地区のバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド家が所有する
『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』のラベルは毎年その時代を代表するアーティストが手がけています。
・ジャン・コクトー ・サルバドール・ダリ ・ミロ ・シャガール ・ピカソ ・アンディ・ウォーホル ・キース・ヘリング ・フランシス・ベーコン ・チャールズ国王まで!詳しくはこちらにまとめてます。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社とは
1853年よりバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド家が所有する『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』をはじめ、フランス・ボルドーの複数の格付ワイナリーを運営すると同時に『ムートン・カデ』などのブランドワインも生産しています。
1980年、シャトーはロバート・モンダヴィとの合弁事業により、カリフォルニアのオークヴィルにオーパス・ワン・ワイナリーを設立すると公式に発表しています。
2022年ヴィンテージのラベル作品について
2022年ヴィンテージのラベル作品のタイトルは 、
「フィリップ男爵へのオマージュ(Hommage au Baron Philippe)」
◆ジェラール・ガルースト氏のコメント
「フィリップ男爵の優雅な立ち居振る舞いは、私を魅了するに十分でした。 抜群にエレガントで、何事に対しても精力的で。 表情には常に自信が満ち溢れ、同時に茶目っ気も失わない。 男爵の魅力のすべてを肖像画に表現することに努めました」 とのこと。
ジェラール・ガルースト氏とは
1946年生まれ。
フランス・ノルマンディーとパリに拠点を構えながら活動を展開。
世界のアートシーンでも独自の地位を築く。
1977年にはクラブ「ル・パラス」にて、 自ら脚本・演出・舞台装飾を担当した
『クラシックとインディアン』を上演。
1982年まで、同クラブの展示デザインおよび美術担当アーティストとして活躍した。
2009年にはジュディット・ペリニョンとの共著、 『不安な人』を出版し、
販売当初から大きな注目を集めた。
2017年にフランス芸術アカデミー会員に選出。
2019年にフランス国家功労勲章コマンドゥールを受賞。
1991年には「ラ・ソース・ガルースト協会」を設立し、アート活動を通じて、困難を抱える子ども・青少年を支援する活動に精力的に取り組む。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社に選ばれた公式パートナー【エノテカ】
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が選定する本ラベル発表のために選んだ公式パートナー8社のうち、アジアを拠点とする企業として唯一選出されました。
12月1日にワインショップ・エノテカ GINZA SIX店で2022年のアートラベルをお披露目するイベントを実施し、ラベルアートを鑑賞しながら、このイベントのために数量限定で特別にシャトーから出荷された『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』の2022年ヴィンテージを楽しむ機会を提供しました。
今後は、2025年春に一般販売を開始し、より多くのお客さまに『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』の魅力や豊かなワインライフを提案していきます。アサヒビールプレスリリースより引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001311.000016166.html
その他のシャトー・ムートン・ロスチャイルド アートラベル
2016 年のラベルには、素描をコマ撮りした「動くドローイング」と呼ばれる手描きアニメーションで知られる南アフリカ・ヨハネスブルク出身のウィリアム・ケントリッジ氏による作品が選ばれました。
アフリカ大陸出身者がラベルのアーティストとして選ばれるのは、今回が初。エノテカオンラインより引用 https://www.enoteca.co.jp/article/archives/6373/
塩田千春氏が手がけた2021年ヴィンテージのラベル作品のタイトルは、「Universe of Mouton(ムートンの宇宙)」です。
作品に描かれているのは、赤々と溢れんばかりの自然を前に立つ人物で、自然と人間がバランスを図っているかのように見えます。
人間と自然を繋ぐ4本の線は四季を表し、孤独や希望、達成感といった四季とブドウ作りにまつわる感情が作品に込められています。
塩田氏は、作品の制作について次のように語っています。
「シャトーを訪れた際、シャトーと自然の関係性に多くのインスピレーションを受けました。人々は天候に対して従属的であり、母なる自然と衝突することなく、ブドウが育つ環境を受け入れています。人間と自然の均衡を保ち続ける努力、それこそがムートン・ロスチャイルドというワインなのだと思います。」『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』の共同オーナーであり、アーティストの選定を担当しているジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスチャイルド氏は、ワインの世界と共通する塩田千春氏の世界観に魅了されたと話しています。
さらにこの作品は、「まさに“メタフォリカルレアリズム(比喩的写実主義)”と呼ばれるべきもので、世にも立派なブドウをしっかり握る栽培醸造家の姿が思い浮かびます。」と語りました。アサヒビールプレスリリースより引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001132.000016166.html
2021年素敵でしょ!日本人アーティストのアートラベルは記念にも良いし、良い話題になりますね!
シャトー・ムートン・ロスチャイルドのラベルデザインをした主なアーティスト
年代 | アーティスト名 | 備考 |
---|---|---|
1945年 | フィリップ・ジュリアン (Philippe Jullian) | 第二次世界大戦勝利を記念した特別ラベル |
1955年 | ジョルジュ・ブラック (Georges Braque) | キュビズムの先駆者 |
1958年 | サルバドール・ダリ (Salvador Dalí) | シュルレアリスムの代表的画家 |
1967年 | セザール (César Baldaccini) | 彫刻家としても有名 |
1973年 | パブロ・ピカソ (Pablo Picasso) | モダンアートの巨匠 |
1975年 | アンディ・ウォーホル (Andy Warhol) | ポップアートの巨匠 |
1979年 | 堂本尚郎 (Hisao Doumoto) | 日本の抽象画家 |
1981年 | アルベルト・ジャコメッティ (Alberto Giacometti) | 彫刻と絵画で知られる |
1983年 | ジョアン・ミロ (Joan Miró) | 抽象芸術の大家 |
1991年 | SETSUKO | 日本文化と西洋文化を融合させた作品 |
1993年 | フランシス・ベーコン (Francis Bacon) | 表現主義的な作品で知られる |
1998年 | キース・ヘリング (Keith Haring) | ストリートアートの先駆者 |
2004年 | チャールズ国王(皇太子時代) (King Charles) | 自然や環境保護への関心が表現されたラベル |
2012年 | ジェフ・クーンズ (Jeff Koons) | 現代アートの代表者 |
2019年 | アンネ・エングルハート (Annette Messager) | フランスの現代芸術家 |
2021年 | 塩田千春 (Chiharu Shiota) | インスタレーションアートで著名 |
・堂本さんのラベル(公式に飛びます)
・SETSUKOさんのラベル(公式に飛びます)
・塩田千春さんのラベル(公式に飛びます)
まとめ
いかがでしたでしょうか?ロスチャイルド恐るべしでしたね。こんなに有名なアーティストがラベルデザインしたワインって、残っていたらおいくらになるのか・・・・・
上記で紹介した以外の他の年代も興味があれば下記のリンクからどうぞ。
🔗エノテカさんのフランス > ボルドー > ポイヤックを見てください。
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