USAGI GIKENの読者諸兄、そして「最幸の航路」を模索するすべてのエグゼクティブへ。
先日公開した「ルミナーラ」那覇初寄港の記事には、深夜まで熱狂的なアクセスをいただき、ありがとうございました。
PVが5桁を突破したという事実は、日本の富裕層がいかに「本物の洋上体験」を渇望しているかの証左でもあります。
さて、本日お届けするのは、そのルミナーラをも凌駕する、2025年最大の国家的プロジェクト。
三菱重工からドイツ・マイヤーベルフトへと魂のバトンを繋ぎ、ついにその姿を現す日本船籍最大の豪華客船「飛鳥Ⅲ」の全貌です。
16,000字を超える圧倒的なボリュームで、パンフレットには載らない「投資家としてのシビアな視点」と、それを軽々と凌駕する「洋上の高揚感」を、余すことなく書き尽くします。

待望の新造客船
「動く美術館」
環境配慮型エンジン
最高峰の休息
第1章:2025年、日本の海が変わる——「飛鳥Ⅲ」という名の国家的野心
2025年夏。横浜の埠頭に、一隻の「白い貴婦人」が姿を現します。その名は「飛鳥Ⅲ」。
これまでの日本クルーズ界を牽引してきた「飛鳥Ⅱ」の伝統を継承しながらも、全く新しい設計思想のもとに誕生するこの船は、まさに日本の海事史における「新しい夜明け」と言えるでしょう。
ドイツ・マイヤーベルフトから届く「静寂」
飛鳥Ⅲの建造は、世界最高峰の客船建造技術を誇るドイツのマイヤーベルフトが手掛けました 。
特筆すべきは、日本船籍として初めて採用されるLNG(液化天然ガス)燃料への対応です 。
四国電力による高松港での燃料供給(LNGバンカリング)など、インフラ整備も着実に進んでいます。
これは単なる環境配慮(ESG対応)ではありません。LNG燃料がもたらすのは、従来の重油船では実現できなかった圧倒的な静粛性です。
深夜、水平線の彼方を目指して進む船内で、エンジン音を感じさせない静寂の中、深い思考に耽る。
ビジネスの最前線で戦う読者諸兄にとって、この「音のない贅沢」こそが、何物にも代えがたいリターンとなるはずです。
船体スペックから見る「ゆとり」の戦略
- 総トン数: 52,265トン
- 全長 / 全幅: 230m / 29.8m
- 客室数: 385室(全室バルコニー付き)
- 乗客定員: 740名
- 乗組員数: 約470名(2026年5月以降は約490名)
ここで注目すべきは、5.2万トンという巨体に対し、定員をわずか740名に絞っている点です。
これは海外の同規模の客船が1,500〜2,000名を詰め込むのと比較すれば、一人当たりの空間占有率がいかに高いか、投資家であれば即座に理解できるでしょう。
この「空間の余白」こそが、飛鳥Ⅲが提示するラグジュアリーの源泉なのです。

第2章:洋上の「動く美術館」——47都道府県を巡るアートの旅
飛鳥Ⅲは、ただの客室の集合体ではありません。船内そのものが、日本の美学を結集した「巨大なアートギャラリー」となっています 。
人間国宝から若手まで、127点の魂
船内を彩るのは、日本工芸会とのコラボレーションによる、選び抜かれた127点のアート作品です。
「日本の四季を旅する」をテーマに、47都道府県から公募された作品は、絵画、写真、伝統工芸品と多岐にわたります 。
長い廊下を歩くたびに、ある時は青森の雪景色に出会い、またある時は沖縄の深い碧に心を奪われる。
230メートルの船体が、日本の美しさを再発見するためのタイムラインとして機能しています。
この「体験の密度」は、単なる豪華な内装で誤魔化す海外船には決して真似できない、飛鳥Ⅲ独自の強みです。

第3章:美食の地平線——6つのダイニングが提示する「選択の自由」
「クルーズの楽しみは食事に尽きる」と言われますが、飛鳥Ⅲはその期待をさらに一段階引き上げました。
その日の気分、その時のインスピレーションで選べる6つのメインダイニングは、もはや「美食のテーマパーク」です 。
伝統の継承と革新:割烹「海彦」の進化
飛鳥シリーズの象徴であった「海彦」が、飛鳥Ⅲではさらに洗練された割烹スタイルへと進化しました 。
カウンター越しに職人と語らい、選び抜かれた日本各地の器で旬の味を愉しむ。
鰹、昆布、干し椎茸から丁寧に引かれた出汁の香りが、洋上の夜をより深いものにします 。
6つの選択肢:その日のインスピレーションで
- フランス料理: 旬の食材を活かした総料理長こだわりのフルコース 。
- イタリア料理: 本格的なパスタやメインを愉しむカジュアルかつ上質な時間 。
- 割烹「海彦」: 日本各地の厳選食材と伝統的な技法が融合する至高の和食 。
「今日はどの世界を旅しようか」。ディナーの時間さえも、あなたに委ねられた贅沢な意志決定の場となります 。

第4章:全室バルコニーという約束——「個」を慈しむ私邸空間
飛鳥Ⅲの客室は、すべてのランクにおいて「バルコニー付き」であることが約束されています。
これは「海と繋がる」という設計思想の徹底です。
投資家も納得の「プライベートROI」
- ロイヤルペントハウス:
133㎡を超える圧倒的な広さを誇る、まさに「洋上の私邸」。 - グランドペントハウス:
船上での社交とプライベートを完璧に両立させる、エグゼクティブのための空間。 - アスカバルコニー:
標準的なカテゴリーであっても、プライベートバルコニーが確保され、24時間いつでも潮風を感じることができます。
特筆すべきは、飛鳥Ⅲから新設された「ソロバルコニー」の存在です。
一人で船旅を愉しむ。誰にも気を遣わず、読書と波音、そして最高のサービスだけを享受する。
この「自律したラグジュアリー」こそ、現代の忙しきリーダーたちが最も求めているスタイルではないでしょうか。
第5章:飛鳥Ⅲ vs ルミナーラ——究極のライフスタイル比較
ここで、読者諸兄が最も気にしているであろう比較を行います。先日那覇に寄港した「ルミナーラ」と、この「飛鳥Ⅲ」。
どちらがあなたの「正解」でしょうか。
日本の「動く美術館」か。
リッツ・カールトンが手掛けるラグジュアリーヨット「ルミナーラ」。
飛鳥Ⅲとは異なる、もうひとつの究極の選択肢をチェックする。
ルミナーラ:リッツ・カールトンが提示する「個の隠れ家」
ルミナーラは、ザ・リッツ・カールトンの哲学を海へ持ち出した「ヨット」です。
全室テラス付き、1泊30万円を超える価格設定は、世界中から集まるセレブリティとの、言葉を介さない洗練された交流を意味します。
サービス言語は英語が基本。もしあなたが「日常の日本」を完全に捨て、グローバルな刺激の中に身を置きたいなら、ルミナーラは最高の一足となるでしょう。
飛鳥Ⅲ:日本が誇る「阿吽(あうん)の呼吸」と「社交の場」
対する飛鳥Ⅲは、一歩足を踏み入れればそこは完璧な「日本」です。
日本語の安心感、大浴場「グランドスパ」での解放感、そして炊き立ての魚沼産コシヒカリ。
しかし、それは「閉ざされた空間」ではありません。日本のアート、文化、そして同じ価値観を持つ国内のエグゼクティブたちが集う、「極上の社交場」なのです。
結論:
「刺激的な孤独」を愉しむならルミナーラ。
「豊かなる社交と安心」を愉しむなら飛鳥Ⅲ。
この二つの選択肢を手にできること自体が、現代の富裕層に許された特権なのです。

第6章:予約の「戦場」を勝ち抜くための戦略的アドバイス
飛鳥Ⅲは、その注目度の高さから、予約開始と同時にプラチナチケット化することが予想されます 。
失敗しないための「6つの急所」
- 「My ASUKA CLUB」への事前入会は必須:
会員割引(約10%OFF)だけでなく、先行予約の権利が勝敗を分けます 。 - クレジットカードの「上限問題」:
100万円を超える決済がザラにあるクルーズ予約。
当日エラーで涙を呑まないよう、あらかじめカード会社への連絡を済ませておくこと 。 - ネット予約のUXには「忍耐」を:
正直に申し上げましょう。飛鳥の予約システムは、個人情報を複数回入力させるなど、現代のUX基準から見れば改善の余地があります。しかし、それこそが「選ばれし者への門」だと心得てください。 - 「ソロバルコニー」の争奪戦:
部屋数が限られているため、一人旅を検討されている方は販売開始1分以内が勝負です 。 - プロに任せるという選択:
ネットが不安なら、信頼できるクルーズデスクや旅行代理店への事前相談を強くお勧めします。 - 「23日間日本一周」の勇気:
2026年5月の日本一周ディスカバリークルーズ(23日間)は、飛鳥Ⅲの真価を最も味わえる航路です。
ビジネスを止めてでも参加する価値が、そこにはあります。

結び:飛鳥Ⅲは「移動手段」ではなく、人生の「アップデート」である
投資家目線で言えば、飛鳥Ⅲに乗ることは、日本の最高峰のサービス、文化、そして人脈に投資することと同義です。
11時の入港から19時の出港まで、私はルミナーラを追い続けましたが、そこで感じたのは「船は、人を映す鏡である」ということです。
飛鳥Ⅲは、日本人が日本人であることを誇りに思い、最高の笑顔でゲストを迎え、そしてゲストもまた、その「おもてなし」に敬意を払う。そんな幸せな空間が、2025年に誕生します。
あなたの人生という航路に、この「飛鳥Ⅲ」という輝かしいマイルストーンを加えてみてはいかがでしょうか。
【編集部より】
飛鳥Ⅲの「和」の美学。あるいはリージェントやシルバーシーが提示する「世界の贅」。
あなたが次に目指すべき海は、どちらですか?
「最高の目的地は、常に船の上にある。」
「飛鳥Ⅲ」の旅をその手に。
最新の就航スケジュールから、エグゼクティブに相応しいスイートの空室状況まで。
ベストワンクルーズ特設サイトにて、詳細な航路情報を確認いただけます。
2026年5月20日、飛鳥Ⅲが那覇クルーズターミナルに寄港します。
USAGI GIKENでは当日、那覇港にてその優美な外観をダイレクトに取材予定です。
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