125億ドル。日本円にして、およそ2兆円。
ロサンゼルス・レイカーズに付いたこの値札は、北米プロスポーツ史上で最も高い。
売ったのは、大谷翔平が所属するドジャースのオーナー、マーク・ウォルター。
買ったのは、ディズニー元CEOのボブ・アイガーと、投資家ジョシュ・クシュナーである。
ただし、ウォルターがこの球団を手に入れてから、まだ10か月しか経っていない。
なぜ彼は、これほど早く手放したのか。
この記事では、売却額が年商の何倍にあたるのか、ウォルターが実際にいくら手にしたのか、そして彼が置かれている状況を、公開されている数字と報道だけで整理する。
日本ではほとんど報じられていない事実も含まれる。
序章|同じ日の、二つの発表
2026年8月12日、日本時間の夜。
NBA(北米のプロバスケリーグ)の名門球団、ロサンゼルス・レイカーズの売却が報じられた。
金額は125億ドル、日本円にして約2兆円である。
売り手はマーク・ウォルター(ドジャースのオーナー)だ。買い手はジョシュ・クシュナー(投資会社の創業者)とボブ・アイガー(ディズニー元CEO)の2人である。
第一報を伝えたのはESPN(米スポーツ専門局)の記者、ラモナ・シェルバーンである。
当事者からの公式な金額発表は、まだない。
アイガーは後にこう語っている。
「ベガスの新球団を追っていた。その過程で、ウォルターが売るかもしれないと示唆された。ディールは3日でまとまった。それだけの話だ」
2兆円が、3日で動いた。
同じ日、もうひとつのニュースが静かに流れていた。その話は、最後に触れる。
先に押さえておくべきは、売り手であるウォルターという人物である。
ドジャースのオーナーとして知られる彼は、他にどんな肩書きを持っているのか。そこから見ていきたい。
第1章|マーク・ウォルターという肩書きの束
マーク・ウォルターは、日本では「ドジャースのオーナー」として知られている。
だが、それは彼の肩書きのひとつに過ぎない。現時点で確認できる立場を、まず並べてみる。

肩書きは、資産の見取り図でもある。
- TWG Global(スポーツ・金融・保険を束ねる持株会社):CEO兼共同会長。企業価値400億ドル超
- グッゲンハイム・パートナーズ(大手資産運用会社):CEO。運用部門で3,620億ドルを運用
- ドジャース:オーナー。2025年、年俸と課徴金の合計でMLB(米大リーグ)史上最高額を記録
- レイカーズ:オーナー(今回、売却が報じられた対象)
- キャデラックF1チーム:TWGモータースポーツを通じて保有(2026年からF1参戦)
- チェルシーFC(イングランド・プレミアリーグ):共同保有
- LAスパークス(WNBA)/PWHL(女子プロアイスホッケーリーグ):保有・出資
- Group 1001(保険)
66歳のウォルターは、投資家である前に経営者である。グッゲンハイムを通じて金融の世界に根を張り、TWG Globalという持株会社を介して、野球からモータースポーツまで、複数のスポーツ事業を束ねてきた。
ここに挙げた顔ぶれのうち、今回動いたのはレイカーズだけである。だが、この記事にはもう少し登場人物がいる。先に整理しておこう。
この6人が、以降の章で繰り返し登場する。この肩書きの束を持つ男が、レイカーズをいくらで手放したのか。
次に見るのは、その値札に隠された倍率である。
第2章|22.1倍という値札
125億ドルという金額は、単体で見れば途方もない数字である。
だが、これを売上との比率で見ると、その異様さがはっきりする。
レイカーズの2024-25シーズンの売上は、CNBC調べで5億6,500万ドル、Forbes調べで5億5,100万ドルである。
今回の売却額125億ドルは、この売上の約22.1倍にあたる。年商の22年分を前払いした、ということだ。
倍率は、感情を数字に変換する装置である。
NBA全体の売上倍率の平均は13.5倍、NFL(米プロアメフトリーグ)は12.7倍である。
ボストン・セルティックス(レイカーズの伝統的ライバル)は2025年に63億ドルで売却され、売上4億3,900万ドルの14倍超だった。それでも、レイカーズの22.1倍には及ばない。
この倍率は、今回が初めてではない。
ウォルターが2025年にレイカーズの支配権を握った際の評価額は100億ドルで、当時としても売上の17倍を超える異例の水準だった。
円建てで見ると、さらに輪郭がはっきりする。
2025年当時のドル円は145円前後で、100億ドルは約1.45兆円だった。
現在のドル円は159円台、125億ドルは約1.99兆円、およそ2兆円である。
ドル建てでは+25%だが、円安が重なった円建てでは+37%に膨らむ。
「2兆円」という見出しの3分の1は、為替が作っている。
1979年、ジェリー・バス(ジーニー・バスの父)がレイカーズを買った。
球団・アリーナ・NHLチームを含むパッケージのうち、レイカーズ分の価格は1,600万ドルだった。
47年間で781倍、年率に均せば15.2%である。
倍率がこれだけ跳ねれば、当然、売った側の懐にも大きな数字が残る。
次に見るのは、ウォルター個人の損益である。

第3章|ウォルターの実際の取り分
報道の多くは「25億ドルの利益」という数字を使う。
だが、これは評価額の差100億ドルと125億ドルの間を、そのまま100%換算した数字である。
ウォルターは球団を全部持っていたわけではない。
彼の持ち分は約76%とされる(他媒体では78〜80%とも報じられる)。
そして投資履歴を時系列で追うと、姿が違って見えてくる。
2021年、彼はトッド・ベーリー(共同投資家)とともに、評価額55億ドルでレイカーズの27%を取得した。
金額にして約14.9億ドルである。2025年には、評価額100億ドルでさらに約49%を取得した。
こちらは約49億ドルにのぼる。
持ち分は、時間差で積み上がっていた。
この2回を合わせた原価は約64億ドルである。
今回の売却で得る対価は約95億ドルとされる。差し引き、実現する利益は約31億ドル、率にして約49%だ。
特に2025年に取得した分だけを見れば、保有期間はわずか9.5か月ほどで、利益は約12億ドル。
年率に換算すれば約32%というペースになる。
売った側の計算は、これで見える。
わからないのは、買った側である。
NBAは同じ時期、ラスベガスとシアトルへの新規参入枠を検討しており、その入札額は70億〜100億ドルとされていた。なぜ彼らは、より安いラスベガス新球団という選択肢を捨てたのか。
第4章|アブダビからの、100億ドル
TWG Globalの企業価値は400億ドルを超える。
ドジャース、レイカーズ、キャデラックF1、チェルシーFCといったスポーツ資産と、グッゲンハイムの金融事業を、ひとつの持株会社の傘下に収めた数字である。
これほどの規模の資金は、どこから来たのか。
2025年4月30日、ムバダラ・キャピタル(アブダビ政府系ファンドの運用子会社)が、TWG Globalの150億ドル増資に参加している。
このうち100億ドルは、ムバダラが主導するシンジケート(複数投資家による共同出資)の形で組まれた。
TWGは同時に、25億ドルをムバダラ・キャピタルにコミットし、あわせて同社の少数持分(報道では5%)を取得している。持ち合いの構造である。
この提携が発表されてから、2か月足らずでレイカーズ買収の合意が報じられた。
湾岸のソブリンマネーで買ったトロフィーを、14か月で3割高く売った。
なぜ、それほど急ぐ必要があったのか。答えの手がかりは、2026年2月に届いた一通の書類にある。
第5章|召喚状
2026年2月、Delaware Life InsuranceとClear Spring Life and Annuityの2社が、大陪審召喚状を受け取った。
両社の親会社はGroup 1001(保険持株会社)である。
マンハッタン連邦検事は、数十億ドル規模のプライベートクレジット保有が、ウォルターの他の事業を裏付けていた事実の未開示を追及しているとされる。SEC(米証券取引委員会)も並行して調査を進めている。
2024年12月時点で、Delaware Lifeの関連当事者投資は110億ドルを超えていた。
S&Pはこの状況を受け、格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げている(格付け自体はA-を維持)。
連邦検事は2025年から、グッゲンハイムの運用部門(運用資産3,620億ドル超)についても調べていたと報じられている。
Group 1001。この社名を、第1章の一覧で見ているはずだ。
説明を付けずに、一行だけ置いておいた。
一部報道によれば、関連当事者取引の規模は約160億ドルに達し、ウォルターの携帯電話とコンピューターが押収されたともいう。
FBIの関与も指摘されている。ただし、いずれもBloombergでは確認できていない。
罪名の表現も、メディアによって食い違う。
Bloombergは開示義務違反という枠組みで書き、ESPNやロサンゼルス・タイムズは脱税の疑いという言葉を使っている。
この食い違い自体が、捜査の実像がまだ確定していないことを示している。
なお、Sportico(8月12日)は、ウォルターが現時点でいかなる刑事訴追にも直面していないと伝えている。
TWG Globalは捜査を認識し、協力していると表明している。
Forbesは8月12日、この売却をめぐって陰謀論が広がっていると報じた。
トランプ政権による捜査が、結果的に大統領の義理の息子の弟を利する取引を後押ししたのではないか——ジョシュ・クシュナーのFIFA構想が瓦解したわずか数週間後だっただけに、そうした見方がネット上で出ている、という内容である。
この見立てには、いくつかの反証がある。まず、今回の捜査の発端は内部告発者だとする分析報道がある。
連邦検事がグッゲンハイムの運用部門を調べ始めたのも2025年で、FIFAの一件よりずっと前だ。
そして、同じ構図の疑いは過去にも提起されている。
2018年、年金購入者らがグッゲンハイムを相手取り集団訴訟を起こした。
保険会社を現金製造機のように使い、21.5億ドルのドジャース買収資金のうち12億ドルを保険契約者と年金購入者の資金で賄った、という主張である。
RICO法(組織犯罪処罰法)違反も申し立てられたが、グッゲンハイムは「主張には根拠がない」と反論している。
同種の訴訟は2014年2月にもシカゴで起こされ、わずか1日で取り下げられた。
この構図は、今の政権より10年古い。
付け加えれば、ウォルター個人の連邦献金は2011年から2013年にかけての民主党向け約5万600ドルが中心で、それ以降FEC(米連邦選挙委員会)の記録で確認できる活動はない。
政権が標的にするほど、政治的に目立つ人物ではない。
そもそもBloombergがこの件を最初に報じたのは7月20日である。
その3日後の7月23日、トランプ大統領はホワイトハウスのローズガーデンでドジャースを表彰し、ウォルターの隣で優勝リングを掲げている。
彼はレイカーズを手放した。では、残したものは何か。
第6章|ドジャースは、売らない
レイカーズは手放した。だが、ドジャースは今回の売却の対象に含まれていない。
ウォルターは、ドジャースのオーナーであり続ける。
2025年、ドジャースの年俸総額は3億4,530万ドル、贅沢税(総年俸が基準額を超えた球団に科される課徴金)は1億6,940万ドルだった。合計5億1,460万ドルは、MLB史上最高額である。
2026年は、CBT(競争均衡税)算定ベースの年俸が4億1,360万ドルにのぼる。
贅沢税は1億6,000万ドル台と見積もられ、報道によっては1億8,000万ドルを超えるとの見方もある。
繰延債務は、選手10人で11億ドル規模にのぼる。
うち大谷翔平分は、2034年から2043年にかけて支払われる6億8,000万ドルである。
山本由伸の12年3億2,500万ドルには、繰延は含まれていない。
球団はこれとは別に、ポスティング費5,060万ドルを支払っている。
佐々木朗希はマイナー契約で、契約金は650万ドルだった。
ドジャースは昨年、MLBの球団として史上初めて年間売上10億ドルを超えている。
彼はレイカーズを売り、ドジャースを残した。
この繰延契約の構造が労使協定上どう扱われるのか、山本や佐々木の契約と並べたときに何が見えてくるのか、そして今回の捜査とどこで交わり、どこで交わらないのか。
金額と日付と条文を添えて、note有料版にまとめる。
第7章|買い手の、足りない差額
買ったのは誰か。ジョシュ・クシュナー、41歳。
Thrive Capital(スライブ・キャピタル)の創業者で、運用資産は約250億ドル、OpenAIの初期投資家として知られる。
そして彼は、ジャレッド・クシュナー(トランプ大統領の義理の息子)の弟でもある。
ただし本人に政権との政治的つながりはなく、直近で確認できる政治献金の宛先はオバマ財団である。
兄弟は、政治的には別の場所に立っている。
もう一人はボブ・アイガー、75歳。
2026年3月にディズニーCEOを退任し(後任はジョシュ・ダマロ)、4月にThriveのアドバイザーとして合流した。実は2023年から、Thriveの出資者の一人でもある。
買い手の2人は、もともと資本でつながっていた。
ここからが、この記事で最も答えの出ていない部分である。
まず、彼らが取得するのはウォルターの持ち分約76%、金額にして約95億ドルだ。
クシュナーの純資産は約52億ドルとされる。アイガーは6億〜8億ドル。買収額のおよそ5%である。
2人を足しても、約58億ドル。しかもクシュナーの資産の大半は、すぐには現金化できないThriveの持分だ。
ならばファンドで埋めればいい、とはいかない。
NBAの規則により、Thrive Eternal(Thriveが文化・スポーツ資産向けに設けた部門)が持てるのは20%までである。
借金という手もない。
NBAは球団が抱えられる債務を4億7,500万ドルに制限しており、さらに買収に際して新たな債務を上乗せすることを認めていない。
NFLが新オーナーに7億ドルの追加枠を認めているのとは対照的である。
つまり、ほぼ全額が現金と株式でなければならない。
差額を出す誰かが、いる。その名前は公表されていない。
そしてThrive Capitalは、出資者を開示しない方針を取っている。
運用資産250億ドルの出どころは、地理的な出自も含めて公にされていない。
売り手の元手はアブダビだった。買い手の元手は、少なくとも今は、公開されていない。
なお、この2週間前、Thrive EternalはW杯の商業権を握る新会社の20%を42億ドルで取得する寸前まで進み、UEFA(欧州サッカー連盟)加盟55協会の全会一致のボイコット決議によって7月31日に白紙撤回されている。
あの騒動と、その後のFIFA会長については、別稿で書く。この記事に収まるサイズではない。

ディールは9月、ニューヨークで開かれるNBA理事会にかけられる。承認には30球団中23の賛成が必要だ。
クシュナーが保有するマイアミ・ヒートの持分(5%未満)の売却も、条件に含まれる。
第8章|答えは、コートの上にある
第3章で置いた問いに戻る。
なぜ彼らは、70億〜100億ドルで買えるラスベガスの新球団ではなく、125億ドルのレイカーズを選んだのか。
答えは、コートの上にある。
新規参入枠の最終投票は2026年末の予定で、開幕は2028-29シーズンの見込みである。
選手はおらず、歴史もなく、ファンもゼロから作らなければならない。
対してレイカーズには、年商5億6,500万ドルと、ルカ・ドンチッチがいる。
ドンチッチの契約は3年1億6,034万ドル、2026-27シーズンの年俸は4,948万ドルである。
売却報道を受けて、彼はSNSにこう書いた。
「レイカーであることが、自分の全てだ」
差額の25億〜55億ドルは、時間とブランドの値段だった。
もっとも、コートの上の顔ぶれはこの夏で大きく変わった。
レブロン・ジェームズは7月24日、フィラデルフィア・76ersと2年800万ドルで契約している。
8年に及んだレイカーズ時代が終わった。
八村塁も7月にチームを去った。
移籍先は同じロサンゼルスのクリッパーズで、契約は2年2,800万ドル(2年目はチームオプション)である。
ウォリアーズ、ティンバーウルブズ、ネッツ、スパーズからのオファーを断っての決断だった。
3年半を過ごしたレイカーズを離れてなお、彼はロサンゼルスに残ることを選んでいる。
八村が去った数週間後に、球団は史上最高額で売られた。
ここで、ひとつ皮肉な事実を挙げておきたい。八村が移ったクリッパーズは、自前のアリーナを持っている。
レイカーズは、持っていない。
レイカーズの本拠地Crypto.com Arenaを所有しているのはAEG(米興行大手)で、球団は2041年までのテナントである。
アリーナの企業スポンサー収入、駐車場収入、飲食収入は、球団のものではないとされる。
125億ドルは、大家のいる資産に付いた値段だ。
収益の柱にも、期限がある。
地元放映権(Spectrum SportsNet)は2025-26シーズンで1億9,210万ドル、2028-29シーズンには2億1,814万ドルまで上がる。だが契約は2031-32シーズンで満了する。
親会社のチャーターは、SportsNet自体の売却を模索していると報じられている。
全米放映権の分配(年間約1億1,000万ドル)と合わせれば、売上の過半はメディア権料である。
その最大の柱が、6年後に更新期を迎える。
22.1倍という値札は、この契約が同等以上で更新されるという前提の上に載っている。
ジーニー・バスは17%を保持したまま残る。
現在の評価額に照らせば、約21億ドル相当である。ガバナー職の5年継続も契約に書き込まれており、アイガーはこれを尊重すると明言した。
1979年に1,600万ドルで始まった話は、47年かけてここまで来た。
残るのは、冒頭で預けたもうひとつのニュースである。

終章|21分
2026年8月12日、協定世界時14時06分。キャデラックF1チームが、チーム代表の交代を発表した。
新代表はマルチン・ブドコウスキー。
2022年までアルピーヌ(F1チーム)のエグゼクティブ・ディレクターを務め、その前はFIA(国際自動車連盟)にいた。
プロスト、フェラーリ、マクラーレンでも働いた技術畑の人物で、近年は母国ポーランドでテレビ解説者をしていた。
退くのは、このチームをゼロから立ち上げたグレアム・ラウドンである。
発表のコメントを出したのは、キャデラックF1チームCEOのダン・トーリスだった。第1章のCASTで、肩書きをひとつだけ書いておいた人物である。
彼にはもうひとつ肩書きがある。Group 1001のCEOである。
2月に大陪審召喚状を受け取った2社の、親会社だ。
キャデラックはこれを「計画されたリーダーシップ移行」と説明している。
初期の構築フェーズから、次の段階へ進むためだという。そうなのだろう。
ジェリー・バスは1,600万ドルのチームを、47年かけて781倍にした。マーク・ウォルターはそれを10か月持った。
ボブ・アイガーとジョシュ・クシュナーは、3日で決めた。
ブドコウスキーの初戦は、来週のザントフォールトである。
よくある質問
レイカーズはいくらで売却されましたか?
125億ドル、日本円で約2兆円です。北米プロスポーツ史上最高額となります。
ただしこの金額はESPNの情報源に基づくもので、当事者による公式発表はまだありません。
売却にはNBA理事会の承認(30球団中23の賛成)が必要で、9月にニューヨークで開かれる理事会にかけられる見通しです。
マーク・ウォルターはなぜ10か月で売却したのですか?
本人からの説明はありません。
背景として、彼が支配する2つの保険会社が2026年2月に大陪審召喚状を受け取り、マンハッタン連邦検事とSECの調査を受けていることが報じられています。
ただしウォルター本人は現時点で訴追されておらず、売却との因果関係は確認されていません。
買い手のアイガーは「ディールは3日でまとまった」と述べています。
八村塁とジーニー・バスはどうなりますか?
八村塁は今回の売却の前、2026年7月にクリッパーズへ移籍しています(2年2,800万ドル、2年目はチームオプション)。
ジーニー・バスは球団の17%を保持したまま残り、ガバナー職の5年継続が契約に定められています。
ボブ・アイガーはこれを尊重すると明言しました。
ドジャースも売却されるのですか?
ドジャースは今回の売却対象に含まれていません。売却の予定があるとの報道もありません。
ただし米メディアの一部は、捜査の行方次第で球団経営に影響が及ぶ可能性を指摘しています。
ドジャースは昨年、MLB史上初めて年間売上10億ドルを超えました。
- レイカーズ2兆円売却の3日間|ドジャースのオーナーは、なぜ10か月で手放したのか

- アジア競技大会2026とは?初心者にやさしく解説【競技一覧・放送予定・名古屋市の減税延期まで】

- VNL2026男子代表、13連勝からまさかの4位。全15戦を総括【アーカイブ】

- FIFAワールドカップ2026監督報酬ランキング!日本戦逆転劇の裏に潜む「17億円」の投資対効果(ROI)

- 日本代表、スウェーデン戦は「引き分けでも突破」説を検証してみた|台風7号で金曜は沖縄ごと家籠もり確定なので【FIFAワールドカップ2026】

本記事で言及した出来事・報道内容は、Bloomberg、Reuters、AP、ESPN、Forbes、Sportico、CNBC、Formula 1公式サイトなど各国主要メディアの公開報道に基づいています。因果関係やタイミングの一致について指摘した箇所は、公開されている事実関係から導かれるうさぎ技研の分析・見解であり、特定の個人・団体による違法行為や不正行為を断定するものではありません。マーク・ウォルター氏および関係各社は現時点で訴追されておらず、TWG Globalは捜査に協力していると表明しています。関係者・関係団体を誹謗中傷する意図は一切なく、事実と異なる点や誤りがあった場合は訂正・削除に応じます。
コメント