【驚きの雑学】国会議事堂の建物にまつわるトリビア10選!意外と知らない日本のシンボル

PR 商品の紹介を含みます

スポンサーリンク

エンタメ
この記事は約6分で読めます。

2025年 第27回参議院議員通常選挙始まりましたね!
7/20(日)投開票日です!
期日前投票は7/4(金)~7/19(土)

有権者の皆様、投票には是非足を運びましょう!

と、いうことで今回は、日本の政治の中枢、国会議事堂について!
ニュース映像や修学旅行などで一度は目にしたことがある建物ですが、実はこの建物にはたくさんの知られざるトリビアが隠されているのをご存じですか?

今回は、国会議事堂の建築や設計にまつわる雑学を、じっくりご紹介します。
読めば、国会中継の見方がちょっと変わるかもしれません!

スポンサーリンク

① 国会議事堂は“和洋折衷”の建築だった?

国会議事堂は「洋風建築」に見えますが、実は日本らしさも織り込まれた“和洋折衷”のデザインです。

外観は左右対称のルネサンス様式ですが、中央塔の屋根には日本の伝統的な「入母屋屋根」をアレンジした形が採用されています。
さらに、内部には「唐草模様」や「菊の紋章」など、日本文化を象徴する意匠が随所に取り入れられています。

「日本の国会は、世界に誇るべき建築美も備えている」――そんな声もあるほどです。

② 完成までに17年!設計から施工まで国家的大事業

国会議事堂が現在の姿になるまでにはじつに17年もの歳月がかかりました。

  • 設計コンペの実施:1918年(大正7年)
  • 起工:1920年(大正9年)
  • 完成:1936年(昭和11年)

その背景には、第一次世界大戦後の不況や関東大震災などの影響があり、建設は何度も中断されました。

一国の象徴となる建物をつくるという、国を挙げた大事業だったのです。

③ 中央塔の高さは65.45m!意外と高い

国会議事堂の象徴である中央塔の高さは、65.45メートル。
昭和初期の日本では、かなりの高層建築でした。

完成当時は、東京でもっとも高い建物のひとつだったそうです。
ちなみに、塔の上には展望台があり、建設時には「東京を一望できる展望塔になる」とも言われていましたが、現在は一般公開されていません。

AMANO Jun-ichi, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

④ 建材はすべて“国産”にこだわった!

国会議事堂の建設では、「国のシンボルには国産材を使うべきだ」という方針のもと、すべての建材が国内産でそろえられました。

  • 花崗岩(御影石):岡山県北木島産
  • 大理石:香川県産・山口県産など
  • 木材:秋田杉、木曽檜、屋久杉など

海外の技術や資材に頼らず、日本の素材と技術のみで建設されたことも、誇るべきポイントです。

⑤ 実は「左右非対称」?!

外観は完全に左右対称に見える国会議事堂ですが、内部構造は微妙に非対称です。

衆議院(左)と参議院(右)で、議場の広さが異なるからです。

  • 衆議院:465人(2025年以降は475人)
  • 参議院:248人

そのため、廊下の長さや部屋の配置も異なっており、「中に入ると左右非対称」がよくわかるようになっています。

⑥ 謎の「空白の部屋」がある?

国会議事堂には、誰も使っていない部屋があると噂されています。

とくに有名なのが「中央塔直下にある“空の間”」です。
何のためにあるのかは現在も明かされておらず、一部では「天皇陛下専用の避難室」「占い師が設計に関与した説」など、都市伝説めいた話も存在しています。

真偽のほどは定かではありませんが、こうした“ミステリー”も、国会議事堂の魅力のひとつです。

AMANO Jun-ichi, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

⑦ 階段の段数が違う?

正面の大階段にもトリビアがあります。
実は、左右の階段で段数が微妙に違うのです。

これには諸説ありますが、建築時に左右の距離や高さに誤差があったため、調整のために段数を変えたという話が有力です。
見た目にはわからないレベルの差ですが、実際に歩いて数えてみると違いがあるとか……。

OLYMPUS DIGITAL CKestrel, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

⑧ ステンドグラスが超美しい!

国会議事堂の内部には、美しいステンドグラスが各所にあります。

とくに中央塔の下には、四季を象徴する花が描かれた円形のステンドグラスがあり、自然光が差し込むと幻想的な雰囲気に包まれます。

このガラスも、国産の特注品。
日本のステンドグラス技術の粋を集めた作品です。

Kestrel, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

⑨ 設計者はだれ?実は「謎」のまま!

国会議事堂の設計コンペで採用されたのは、「渡辺福三郎氏」の案をもとに複数人で手を加えたもので、明確な“設計者”は存在しないと言われています。

さらに当時、政治的な配慮もあって、設計者の名を前面に出さない方針だったことから、公式記録にも「詳細不明」と書かれていることがあります。

まさに“みんなで作った国の建物”という意味では象徴的ですね。

⑩ 天皇陛下が使う「御休所」もある

国会議事堂の中には、天皇陛下が国会開会式などで利用される**「御休所(ごきゅうしょ)」**と呼ばれる特別室があります。

ここは装飾も格別で、

  • 壁には金箔を使った装飾
  • 家紋入りのカーペット
  • 天井には菊の紋章入りのシャンデリア

と、まさに格式の象徴。一般非公開ですが、特別公開の際には一部見学できることもあります。

おまけ:夜のライトアップが美しい!

普段はあまり知られていませんが、国会議事堂は夜間に美しくライトアップされています。

石造りの建物にやわらかい光があたり、昼とは違う重厚感に包まれます。
千代田区の夜景スポットとして、写真愛好家にも密かに人気の場所です。

まとめ|建物としての「国会議事堂」をもっと知ろう

国会議事堂は、単なる政治の場ではなく、日本の歴史・技術・文化が詰まった建築の傑作です。

見た目だけではわからないトリビアを知ることで、その価値や魅力がさらに深まることでしょう。
今度、ニュースで国会議事堂が映ったときは、ぜひ今回のトリビアを思い出してみてくださいね。


【補足】国会議事堂の見学について
現在も平日は一般見学が可能で、衆議院と参議院それぞれで申し込みができます。
政治に興味がある方も、建築好きの方も、一度は訪れてみる価値ありです!

詳しくは参議院のHPでhttps://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html


スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました