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ベントレー バトゥールとは?限定18台の超高級GTモデルを徹底解説【価格・スペック・魅力】

ベントレーが2022年に発表した「バトゥール(Batur)」は、世界でわずか18台のみの限定生産。

約200万ポンド(日本円で約2.5億円)という価格で、すでに完売している超プレミアムなグランドツアラーです。

注目すべきは、伝統の6.0リッターW12エンジンを搭載した最後のモデルである点。

ベントレーが電動化に向かう前に送り出した、まさに“ラスト・オブ・W12”です。

デザイン:クラシカルかつ先鋭的。新たなベントレーの美学

バトゥールは、ベントレーの次世代デザインを先取りしたスタイリングが特徴です。

  • ロングノーズ&ショートデッキのクラシックGTシルエット
  • シャープなLEDライト&ロワーグリルの大胆なライン
  • 専用設計の22インチホイール

これらが織りなすフォルムは、品格と力強さを兼ね備えた“大人のGT”そのものです。

エンジン性能:W12エンジン最終進化形

心臓部には、これまでのベントレーの技術が凝縮された6.0L W12ツインターボエンジンを搭載。

  • 出力:約740馬力最大トルク:約1,000Nm0-100km/h加速:3.5秒未満(予想値)

  • このW12ユニットは、静粛性・スムーズさ・加速力すべてにおいて高次元。

    バトゥールは、その最終進化形として究極のGTドライビング体験を提供します。

    📊 Batur スペック表

    項目詳細
    エンジン6.0L W12 ツインターボ
    最高出力740PS
    最大トルク約1,000Nm
    駆動方式AWD(全輪駆動)
    トランスミッション8速デュアルクラッチAT
    最高速度約335km/h
    0-100km/h加速約3.5秒
    ボディ構造カーボンファイバー+アルミニウム
    生産台数18台限定
    価格約2億5,000万円(推定)
    発売時期2023年末~2024年

    ベントレー バトゥールのデザイン

    バトゥールは、従来のベントレーとは一線を画すデザインを採用。
    その特徴をポイントごとに解説します。

    🟢 フロントデザイン:新たなベントレーの顔

    ✅ シャープで細長いLEDヘッドライト
    ✅ グリルは大型化し、立体的な造形に
    ✅ ロングノーズで優雅かつダイナミックな印象

    🔵 サイドデザイン:洗練されたクーペスタイル

    ✅ ドアラインは流れるようなシルエット
    ✅ カーボンファイバー製の軽量ボディ
    ✅ 大径22インチホイールを採用

    🟠 リアデザイン:未来的なテールランプ

    ✅ スリムなL字型LEDテールランプ
    ✅ 大型ディフューザーでダウンフォース向上
    ✅ 可動式リアウィングを搭載

    まさに「ベントレーの未来」を象徴するデザインとなっています。

    価格と購入条件:一般人には手が届かない夢の1台

    バトゥールの価格は約200万ポンド。

    円換算で約2.5億円以上です。

    加えて、購入にはベントレー本社との直接契約が必要で、すでに全台完売。

    購入者は全員がVIP中のVIPであり、カラー・内装・素材など、1台1台が完全オーダーメイドとなっています。

    カスタマイズ性:まさに“あなたのためだけのベントレー”

    ベントレーは、バトゥールの購入者に対し、カラーや素材を自由に選べる「マリナー・コーチビルド・プログラム」#1を提供。

    塗装やインテリアはもちろん、トリムの素材やステッチカラーに至るまで、徹底したパーソナライズが可能です。

    #1ベントレーの「マリナー(Mulliner)」は、同社のコーチビルド(特別仕様車製作)部門で、顧客の要望に応じた完全オーダーメイドのカスタマイズを提供する専門部署です。
    歴史は長く、18世紀から続く伝統を持ち、現在は超限定モデルの製造や、内外装の特別仕様を手がけています。

    サステナブルなラグジュアリー:環境に配慮した素材

    バトゥールは、ラグジュアリーでありながら、環境にも配慮したモデル。

    サステナブルレザー(環境負荷の少ない生産工程)
    リサイクル糸を使用したカーペット
    亜麻由来の高性能複合材を採用

    こうした取り組みが、ベントレーの未来へのビジョンを示しています。

    バトゥールが意味するもの:ベントレーの未来とW12の終焉

    バトゥールは、ベントレーの100年超の歴史と未来をつなぐ存在。

    • W12エンジン搭載モデルの集大成
    • 次世代電動化デザインのプロトタイプ
    • ベントレーの“最後の純ガソリン車”の象徴

    こうした要素が詰まった1台は、単なる移動手段ではなく「哲学」と「伝統」の結晶と言えるでしょう。

    バトゥールが示すベントレーの未来

    ベントレー バトゥールは、

    ✅ 18台限定の超希少モデル
    ✅ 史上最強の6.0L W12エンジン(740PS)
    ✅ ベントレーの新しいデザイン言語を採用
    ✅ サステナブル素材を使用
    ✅ フルカスタマイズ可能

    という唯一無二の魅力を持つグランドツアラーです。

    そして、このモデルは「ベントレーの未来」を象徴する存在でもあります。

    今後、電動化が進む中で、
    伝統と最先端技術を融合させたバトゥールは、
    ベントレー史に残る伝説的な1台となるでしょう。

    超限定モデルだけに、購入できるのはごく一部の幸運なオーナーのみ。

    しかし、バトゥールが示すデザインや技術は、
    今後のベントレー車にも受け継がれていくはずです。

    まとめ:バトゥールは究極の“大人のGT”

    ベントレー・バトゥールは、走り・美しさ・希少性すべてを極めた超高級GTカーです。

    もう手に入れることはできませんが、その存在はクルマ好きにとって永遠に語り継がれるべき1台。ベントレーがどんな未来へ向かうのかを知る上でも、この「バトゥール」は見逃せないモデルです。

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    【おまけ】Bentleyの電動化戦略を徹底解説|2035年までのサステナブルな未来像

    Bentleyは伝統的なラグジュアリーカーブランドとして知られていますが、
    電動化を通じて持続可能な未来を切り開く「Beyond100+」戦略を推進中。
    ここからは、Bentleyの電動化戦略の概要や技術革新、
    サステナビリティへの取り組みを分かりやすく解説します。
    2035年の完全電動化に向けたロードマップをチェック!

    Bentley電動化戦略の全体像

    Bentleyは「Beyond100+」戦略のもと、
    2035年までに全モデルをバッテリー電気自動車(BEV)に移行する目標を掲げています。
    当初の2030年目標を市場動向に合わせて調整し、
    プラグインハイブリッド車(PHEV)の提供を延長。
    初の完全電動モデルは2026年に登場予定で、
    ラグジュアリーとパフォーマンスを両立したSUVとなる見込みです。

    主要スペック比較:PHEVとBEVの違い

    Bentleyの現行PHEVと今後のBEVのスペックを比較しました。
    モバイルでも見やすい表で確認してみてください。

    項目PHEV(例:Continental GT Speed)BEV(2026年予定モデル)
    パワー約650馬力(V8+モーター)最大1,400馬力
    0-100km/h加速約3.5秒約1.5秒
    燃費/効率約10.3L/100km未発表(電費ベース)
    CO2排出量29g/km0g/km(走行時)
    プラットフォーム独自ハイブリッドPPE(ポルシェ/アウディ共同開発)

    技術革新とパフォーマンス

    Bentleyの電動化は環境対応だけでなく、
    パフォーマンスの向上も追求しています。
    初のBEVでは最大1,400馬力を誇り、
    伝統のW12エンジンを超える加速性能を実現。
    PPEプラットフォームを活用し、
    静粛性と瞬時のトルク供給でグランドツアラーの快適さを強化します。

    サステナビリティへの取り組み

    Bentleyは「持続可能なラグジュアリー」を掲げ、
    クルー工場を2019年にカーボンニュートラル化。
    再生素材や低環境負荷の内装材を採用し、
    2030年までの事業全体でのカーボンニュートラルを目指します。
    例えば「Batur」では、
    亜麻製コンポジットやリサイクル糸が使われています。

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    市場対応と課題

    既存顧客向けにPHEVを長期提供しつつ、
    新規顧客にはBEVでアプローチ。
    しかし、EV需要の変動や開発遅延(2025→2026年)が課題に。
    33億ドル超の投資と「ドリームファクトリー」構想で、
    これらを乗り越える戦略が進行中です。

    Bentley電動化の未来とは?

    Bentleyの電動化戦略は、
    ラグジュアリーとサステナビリティを融合させる挑戦です。
    2026年の初BEV登場を皮切りに、
    2035年までの完全電動化が実現すれば、
    次世代のラグジュアリーカー像を定義するでしょう。
    伝統と革新のバランスに注目です!

    AIに聞いた世界の著名なべントレーオーナー

    ベントレー(Bentley)は、イギリスを代表する高級車ブランドで、その洗練されたデザインと卓越した性能から、世界中の著名人に愛されてきました。
    以下に、国内外で知られている著名なベントレーユーザーの例を挙げます。
    ただし、個人の車所有情報はプライベートなことが多く、公開されていない場合もあるため、広く知られているケースや推測される事例を中心に紹介します。

    国内(日本)の著名なベントレーユーザー

    日本では、ベントレーのような高級車は富裕層やエンターテインメント業界の著名人に人気があります。
    以下は具体的な例です:

    • 三木谷浩史(楽天グループCEO)
      日本を代表する実業家の一人で、楽天の創業者として知られています。
      高級車愛好家としても名が挙がることがあり、ベントレーのようなラグジュアリーカーを所有している可能性が高いとされています。
    • 前澤友作(実業家)
      ZOZOの創業者であり、豪華なライフスタイルで知られる前澤氏は、ベントレー・コンチネンタルGTなどの高級車をコレクションに加えていると報じられたことがあります。
      彼の車好きは有名で、SNSでもその一端が垣間見えます。
    • 芸能人(例:GACKT)
      歌手で俳優のGACKTは、車好きとして知られ、ランボルギーニやロールス・ロイスとともに、ベントレーを所有している可能性がファンの間で語られています。

    海外の著名なベントレーユーザー

    海外では、特にハリウッドスターやスポーツ選手、ミュージシャンにベントレーが愛されています。
    以下は代表的な例です:

    • デビッド・ベッカム(元サッカー選手)
      イギリス出身のサッカー界のレジェンドで、ベントレー・ベンタガやコンチネンタルGTを所有しているとされています。
      彼の車コレクションはメディアでもたびたび話題に。
    • ジェイ・Z(ラッパー・音楽プロデューサー)
      アメリカのヒップホップ界の大物で、妻ビヨンセとともにベントレーを含む高級車を複数所有。
      ジェイ・Zの豪華なライフスタイルは、彼の楽曲やMVにも反映されています。
    • エリザベス2世(故イギリス女王)
      ベントレーはイギリス王室とも縁が深く、エリザベス2世は公式行事でベントレー・ステートリムジンを使用していました。
      これは特注モデルで、王室の威厳を象徴する一台です。
    • カニエ・ウェスト(ラッパー・ファッションデザイナー)
      カニエもまた、ベントレーの愛好家として知られ、特にコンチネンタルGTを好んでいると報じられています。

    補足

    ベントレーはその価格帯(数千万円以上)とステータス性から、所有者は必然的に社会的地位の高い人々やセレブリティに限られる傾向があります。
    ユーザーの具体的な情報は公開されないことも多いため、上記の例は報道や公の場での目撃情報に基づくものです。また、日本国内ではプライバシー意識の高さから、海外ほど所有者が明らかにされるケースは少ないです。

    怪しいなAI・・・笑

    実は私が個人的に憧れる「ラグジュアリーオトナ」のお一人
    戸賀敬城さん
    以前ベントレー ベンテイガを所有されていました。

    本当にかっこいい方なので、ファッションに興味のある40代以上の大人はみなさんフォローされたら良いと思います!

    個人的には完全EV化からの路線変更を望みますが・・・
    V12の技術がもったいないと感じるのは私だけではないと思います。

    ウサギ研究員

    卯年生まれ「ウサギ」と申します。 2025も頑張ります、どうぞご贔屓に。