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【話題】地球の自転速度について。地球が“最速回転”に突入!?1日が短くなる未来と「ネガティブうるう秒」の衝撃

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「1日24時間は変わらない」
そんな常識が、いま揺らいでいます。

実は地球は、“かつてない速さ”で自転をしており、「1日の長さ」がごくわずかに短くなっていることが判明しました。
しかもこの現象は一過性ではなく、今後さらに短くなる可能性もあるというのです。

今回は、ナショナルジオグラフィック日本版の記事内容をもとに、「地球の自転加速」の科学的な背景、そして将来的に私たちの生活に起こり得る“ある変化”について、詳しく解説していきます。


■ 地球は今“観測史上最速”で回っている

ナショジオの記事によると、近年の地球は、1日あたりの自転時間が平均よりも短くなる傾向を見せています。

例えば7月10日は2025年最短の1日となり、原子時計を採用した1955年以降、8月5日も歴史的に短い日になる可能性があるとのこと。

これは人類が精密に時を測定するようになってから最短の1日とされています。

地球の自転の速さは、通常「1日=86,400秒(=24時間)」とされていますが、実際はわずかに揺らいでおり、日々誤差が生じています。


■ 自転加速の要因は「地球の内外」から

自転速度の変化には、以下のような複数の要因が関係しているとされます。

・地球内部の「核」の揺れ

地球の内核(コア)は外核とは異なる速度で回転しており、この回転のズレが地球全体の自転に影響を与えているとされます。
近年、この内核の回転速度が遅くなった、あるいは逆回転し始めたとの研究報告もあり、現在の自転加速との関連が注目されています。

・大気・海流・地殻運動

エルニーニョ現象や火山活動、大気圧の変化なども、地球全体の慣性に微妙な影響を及ぼします。

・地球の形そのものの変化

地球は完全な球ではなく赤道方向にふくらんだ楕円体です。
氷河の融解やマントルの動きなどでこの“ふくらみ”が変化すると、自転のバランスが変わることがあります。


■ 1秒を「引く」時代へ–“ネガティブうるう秒”の衝撃

これまで、地球の自転が遅くなる傾向にあったため、「うるう秒」は主に1秒追加する方向で調整されてきました。

しかし今後は逆に「1秒を削る=ネガティブうるう秒」を世界で初めて導入しなければならない可能性が出てきました。
これは史上初の試みであり、2029年頃には必要になるかもしれないとナショジオは報じています。


■ ネガティブうるう秒が抱える「大きなリスク」

この“1秒を引く”という処理は、私たちが普段使っているスマートフォンやPCには影響がないように思えるかもしれません。
しかし、以下のようなシステムでは深刻なトラブルを引き起こす可能性があります:

  • 世界中のサーバー・クラウドシステム
  • 銀行などの高精度な取引記録
  • 衛星・GPSなどの位置情報システム
  • インフラ系のタイミング制御

特に「1秒が“無かったこと”になる」処理は、プログラム的に矛盾やクラッシュを生みやすく、企業や国家レベルで対応が求められています。


■ 宇宙スケールの出来事が、私たちの暮らしに迫っている

この話題は、単なる天文学や地学のニュースではありません。
むしろ私たちが当たり前だと思っていた「時間」という基盤が揺らいでいる、地球規模の変化の始まりかもしれないのです。

地球が速く回れば、時計の針も、時の流れも、やがては変えざるを得なくなる。
“1秒の重み”が問われる時代がやってきました。


■ 話題の理由:ネット時代の天文学トリビア

この話題が盛り上がっているのは、単なる科学的なニュースにとどまらず、「地球の動きに人間がついていけない瞬間が来るかも」というSF的なロマンや不安が背景にあるからかもしれません。

たとえばX(旧Twitter)では、

「地球が過労で速く回ってるんじゃ…」
「1日が短くなってるのに残業は長くなるばかり…」

といったジョーク交じりの投稿も見られました。

■ 最後に:時間とは、人間が決めたもの?

このニュースをきっかけに、「1秒ってなんだろう?」「時間の流れは本当に一定なのか?」と、ちょっと哲学的なことを考える人もいるかもしれません。

地球が少しずつ変化しているように、私たちの暮らしや時間の感じ方も、日々変わっていくもの。

1秒の変化がニュースになる時代に生きているというのは、ある意味とても面白いことですね。

1秒なんて一瞬、と思うかもしれませんが、その1秒がずれるだけで世界のシステムがバグを起こすこともあります。

もしかしたらその1秒で、人生を変える選択をする人がいるかもしれません。

地球が「急いでいる」今、私たちもまた、立ち止まって考えてみるタイミングなのかもしれませんね。

チ。 ―地球の運動について― 
天動説とか天文・歴史が好きな方へオススメです。


【まとめ】

  • 地球の自転速度が過去最速に
  • 1日が1.5ミリ秒以上短くなることも
  • 2029年に“ネガティブうるう秒”導入の可能性
  • IT・金融・通信などに深刻な影響も
  • 「時間とはなにか?」を考え直すきっかけに
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